高度な機能の有効化
フリート内で高度な機能を使用するには、次のステップを実行します。
- 次のいずれかのワークフローを使用して、高度な機能を有効にします。
- フリートの作成
「拡張機能」セクションで、「すべての拡張機能の選択」チェック・ボックスを使用してすべてのオプションを選択するか、個々のオプションを選択できます。
- フリート・アクション
- 「その他のアクション」の下の「プロパティの編集」を選択します。
- 「拡張機能」セクションでは、「すべての拡張機能の選択」チェック・ボックスを使用してすべてのオプションを選択するか、個々のオプションを選択できます。
ノート
- 拡張機能は、Java SEサブスクリプション条件の対象となるOCIインスタンスおよびホストでのみ有効にする必要があります。詳細は、JMSサービスの説明を参照してください。
- JMSは、フリート内のアプリケーションおよびJava仮想マシン(JVM)から追加データを収集するため、高度な機能を有効にすると、フリート内の実行中のアプリケーションのパフォーマンスに影響する可能性があります。
- フリートの作成
- 「拡張機能の管理」パネルが開きます。「確認」セクションの条件の確認および同意。
- 「確認」セクションの条件に同意すると、「拡張機能の管理」パネルに「拡張機能のリソース」セクションが表示されます。これらの高度な機能を有効にするには、JMSで次のリソースが必要です。
- オブジェクト・ストレージ・バケット: 暗号イベント分析、パフォーマンス分析、JDK Flight Recorder (JFR)およびJava移行分析で使用され、暗号イベント分析レポートおよびJFR記録を格納します。
- ログ・オブジェクト: 暗号イベント分析に使用されます。このログには、JMSエージェントによって収集された要約された暗号イベントが格納されます。
- 必要な権限を持つポリシー: フリート内の高度な機能を実行するには、次のステートメントを含める必要があります:
ALLOW dynamic-group JMS_DYNAMIC_GROUP to MANAGE object-family IN COMPARTMENT Fleet_Compartment ALLOW group FLEET_MANAGERS to MANAGE object-family IN COMPARTMENT Fleet_Compartment ALLOW resource jms SERVER-COMPONENTS to MANAGE object-family IN COMPARTMENT Fleet_Compartment
リソース作成オプション:
- ウィザードの使用(OCI管理者用)
OCIで最高レベルの権限を持つOCI管理者は、ウィザードを使用してこれらのリソースを自動的に作成できます。ウィザードにより次のものが作成されます。
- オブジェクト・ストレージ・バケット: jms_<
fleet_OCID
>という名前 - 暗号ログ・オブジェクト: <
fleet_name
>_Crypto_logという名前 - ポリシー: 前述の権限でJMS_Advanced_Featuresという名前を付けます。
- オブジェクト・ストレージ・バケット: jms_<
- 手動作成(管理者以外のユーザー用)
ユーザーに必要な権限がない場合は、OCI管理者と協力してこれらのリソースを手動で作成する必要があります。リソースの作成後、管理者以外のユーザーは、チェック・ボックスを選択して拡張機能を有効にできます。ポリシーおよび動的グループは、拡張機能の有効化の手順を使用してすでに作成されています。
手動作成ステップ:
- オブジェクト・ストレージ・バケットの関連付け: オブジェクト・ストレージ・バケットの作成を参照してください。作成後、フリート拡張機能構成詳細の更新APIを使用してJMSフリートに関連付けます。
- ログ・オブジェクトの関連付け: ログの作成を参照してください。作成後、「フリート拡張機能構成詳細の更新」APIを使用してJMSフリートに関連付けます。
- ポリシーの作成: ポリシーの作成を参照して、必要な権限を設定します。
- 「続行」をクリックします