含める/除外パス・パターン

管理エージェントでは、含めるパスと除外パスを記述するために次のパターンが使用されます。
パターン 説明
** このパターンは、すべてのボリュームを指定します。(これは、Linuxの/に相当します。)
/* このパターンは、任意の名前の1つのディレクトリと一致します。(たとえば、Linuxでは、パターン/usr/*/java/usr/lib32/javaおよび/usr/lib64/javaと一致します。)
/** このパターンは、任意の名前の1つ以上のディレクトリと一致します。(たとえば、Linuxでは、パターン/usr/**/java/usr/lib32/javaおよび/usr/lib/jvm/javaと一致します。)

${ENV_VAR}

${ENV_VAR:-default value}

システムまたは環境変数。この変数がnullか設定されていない場合は、後にオプションで指定される変数展開の値が使用されます。

たとえば、${HOME:-/home/opc}と指定すると、管理エージェントはホスト上で$HOME環境変数を使用します。$HOME環境変数がホスト上でnullであるか設定されていない場合は、かわりにそのホスト上の/home/opcが使用されます。

(この構文は、シェル・パラメータ展開によって提供される構文を模倣しています。)

ノート

?[]{}などの文字がパスに含まれる場合があります。これらはパスを照合する際に展開されません。たとえば、含めるパス・パターン/[a-c]/jav?/*cは、この名前と厳密に同じファイル・システム・パスが存在するとみなしています。