Java管理メトリック
このトピックでは、Oracle Cloud Infrastructure Monitoring Serviceのoci_jms
メトリック・ネームスペースにJMSフリートによって生成されるメトリックについて説明します。詳細は、モニタリングの概要および通知の概要を参照してください。
必要なIAMポリシー
リソースをモニターするには、コンソールを使用しているか、REST APIをSDK、CLIまたはその他のツールとともに使用しているかにかかわらず、管理者が記述したポリシーで必要なタイプのアクセス権が付与されている必要があります。ポリシーでは、モニタリング・サービスおよびモニター対象リソースへのアクセス権が付与されている必要があります。アクションを実行しようとしたときに、権限がないか認可されていないというメッセージが表示された場合は、付与されているアクセス権のタイプおよび作業するコンパートメントを管理者に確認してください。モニタリングのためのユーザー認可の詳細は、関連するサービス(モニタリングまたは通知)の「認証と認可」セクションを参照してください。フリートのポリシーの詳細は、フリートのためのOracle Cloud Infrastructureの設定を参照してください。
使用可能なメトリック: oci_jms
JMSフリートは、メトリックをモニタリング・サービスのoci_jms
メトリック・ネームスペースに出力します。これらのメトリックには、次のディメンションが含まれます:
- fleetName: フリートの名前
- javaDistribution: Javaランタイムのディストリビューション
- javaMajorVersion: Javaランタイムのメジャー・バージョン
- javaVendor: Javaランタイム・ベンダーの名前
- javaVersion: Javaランタイムのバージョン
- resourceId: フリートのOCID
次の表に示すメトリックは、作成するフリートで自動的に使用可能になります。これらのメトリックを取得するためにモニタリングを有効にする必要はありません。モニタリング・サービスを使用して、カスタム問合せを作成することもできます。
メトリック名 | メトリック表示名 | 単位 | 頻度 | 説明 | ディメンション |
---|---|---|---|---|---|
Applications | アプリケーション | 合計 | 1日 | 期間中にコンパートメントのフリートで実行された一意のアプリケーションの概数。 |
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ApplicationInvocations | アプリケーション呼出し | 合計 | 1日 | 期間中のコンパートメント・フリートでのアプリケーション呼出しの概数。 |
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ManagedInstances | 管理対象インスタンス | 合計 | 1日 | 期間中のコンパートメント・フリートでの管理対象インスタンスの概数。 |
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JavaRuntimeVendors | Javaランタイムのベンダー | 合計 | 1日 | 期間中のコンパートメント・フリートでのJavaランタイム・ベンダーの概数。 |
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JavaRuntimeVersions | Javaランタイムのバージョン | 合計 | 1日 | 期間中のコンパートメント・フリートでのJavaランタイム・バージョンの概数。 |
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メトリックは、Java管理サービスによって1日1回の頻度で出力されます。アラーム間隔は、メトリックが出力される頻度よりも大きくする必要があります。アラーム間隔は24時間以上に設定してください。
APIの使用
APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKについては、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。
モニタリングには、次のAPIを使用します:
コンソールの使用
1つのコンパートメントのデフォルト・メトリックを表示するには、サービス・メトリックを使用できます。
- Oracle Cloudコンソールで、ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「モニタリング」で、「サービス・メトリック」をクリックします。
- 「コンパートメント」ドロップダウン・リストから、フリート・リソースが含まれるコンパートメントを選択します。
- 「メトリック・ネームスペース」ドロップダウン・リストから、ネームスペースoci_jmsを選択します。
- 「クイック選択」ドロップダウン・リストから「過去24時間」を選択します。
選択したコンパートメント内のすべてのフリートによって出力されるメトリックのチャートがページに表示されます。