インストール・スクリプトの使用
JMSフリートは、単一のコマンドを使用してフリート内の管理対象インスタンスを構成するためのインストール・スクリプトを提供します。
前提条件
- 「管理エージェント・ソフトウェアのダウンロード」および「管理エージェントのインストール」の項の説明に従って、エージェント・ソフトウェアおよびインストール・スクリプトをダウンロードします。
ノート
エージェント・ソフトウェアは、OCI LinuxインスタンスでJMSを設定するために必要ありません。 - インストールスクリプトでサポートされるプラットフォームのリストについては、System Requirementsページを参照してください。
- インストール・スクリプトが、オペレーティング・システムの適切な権限および権限で実行されていることを確認します。
- Linuxでは、
sudo
または管理アクセス権で実行します。 - Windowsでは、管理者権限でPowershellを実行します。
ノート
インストール・スクリプトを実行するには、PowerShellバージョン5.1または7未満のバージョンが必要です。 - macOSで、
sudo
で実行するか、管理アクセスを実行してフル・ディスク・アクセス権限を付与します。
- Linuxでは、
インストール・スクリプトの詳細
このスクリプトは次の機能を実行します。
- 診断サマリーに、エージェント・タイプ、プロセス、権限、ファイル、設定、ログなどの重要な情報を指定します。詳細は、エージェント・インストール診断の実行を参照してください。
- 管理エージェント・ソフトウェアをインストールします。
- インストーラの取得元のフリートにインスタンスを登録します。
- JMSプラグインをデプロイします。
ノート
- インストーラを取得したフリートと同じテナンシおよびリージョン内のOCI Linuxインスタンスでは、インストール・プロセスによってOracle Cloud Agentが構成されます。
- OCI Linuxインスタンスをフリートにオンボーディングするための推奨アプローチは、フリートの「管理対象インスタンスの追加」アクションを「管理対象インスタンス」ビューで使用することです。管理エージェントのインストールおよびJMSプラグインのデプロイの手動方法のOCI Linuxの項の手順を参照してください。
インストール・スクリプトでは、次のOracle applicationsおよびサード・パーティ・ツールもインストールできます(ホストにまだ存在しない場合)。
Oracle applications:
- OCIホスト上のOracle JDK 11
- Linux OCI上のOCIコマンドライン・インタフェース(CLI)とPython 3
サードパーティ・ツール:
- curl: URLを使用したデータの転送に使用するコマンドライン・ツールおよびライブラリ。
- jq: 構造化データのマップおよび変換に使用されるコマンドラインJSONプロセッサ。
- unzip: 圧縮された単一ファイルまたは同様のファイル・アーカイブからファイルを抽出するために使用するユーティリティ。これは、Ubuntuプラットフォームでのみ使用されます。
- snap: Linuxデバイスにアプリケーションを埋め込んだソフトウェア・パッケージとデプロイメント・システムを使用。これは、Ubuntuプラットフォームでのみ使用されます。
プラットフォームのインストール方法を学習します: