Oracle Management Agentソフトウェア・インストーラの使用
Oracle Management Agent (OMA)ソフトウェア・インストーラは、ホスト・マシンでのプラグインのシームレスなインストールおよびデプロイメントの実行に役立ちます。インストーラには、前提条件となるすべてのソフトウェアコンポーネントが含まれているため、インストールプロセスが簡単かつ効率的になります。
前提条件
- 「必要なソフトウェアを使用したOracle Management Agentソフトウェア・インストーラのダウンロード」の説明に従って、OMAインストーラおよび構成ファイルをダウンロードします。
- サポートされているプラットフォームのリストは、「システム要件」ページを参照してください。
- オペレーティング・システムの適切な権限でインストーラが実行されていることを確認します。
- Linuxでは、
sudo
または管理アクセスを使用して実行します。 - Windowsでは、管理者権限でPowershellを実行します。
- macOSで、
sudo
または管理アクセス権を指定して実行し、フル・ディスク・アクセス権限を付与します。
- Linuxでは、
インストーラの詳細
このスクリプトは次の機能を実行します。
- 診断サマリーに、エージェント・タイプ、プロセス、権限、ファイル、設定、ログなどの重要な情報を指定します。詳細は、エージェント・インストール診断の実行を参照してください。
- JDK 8をインストールし、それを使用して管理エージェント・ソフトウェアを構成およびインストールします。
- インストーラの取得元のフリートにインスタンスを登録します。
- JMSプラグインをデプロイします。
ノート
- インストーラを取得したフリートと同じテナンシおよびリージョン内のOCI Linuxインスタンスでは、インストール・プロセスによってOracle Cloud Agentが構成されます。
- OCI Linuxインスタンスをフリートにオンボーディングするための推奨アプローチは、フリートの「管理対象インスタンスの追加」アクションを「管理対象インスタンス」ビューで使用することです。管理エージェントのインストールおよびJMSプラグインのデプロイの手動方法のOCI Linuxの項の手順を参照してください。
インストール・スクリプトでは、次のOracle applicationsおよびサード・パーティ・ツールもインストールできます(ホストにまだ存在しない場合)。
Oracle applications:
- OCIホスト上のOracle JDK 11
- Python 3とともにLinux OCI上のOCIコマンド・ライン・インタフェース(CLI)
サードパーティ・ツール:
- curl: URLを使用したデータの転送に使用されるコマンドライン・ツールおよびライブラリ。
- jq: 構造化データのマップおよび変換に使用されるコマンドラインJSONプロセッサ。
- unzip: 圧縮された単一ファイルまたは類似のファイル・アーカイブからファイルを抽出するために使用されるユーティリティ。Ubuntuプラットフォームでのみ使用します。
- snap: Linuxデバイスにアプリケーションを埋め込むソフトウェア・パッケージングおよびデプロイメント・システムを使用。Ubuntuプラットフォームでのみ使用します。
ご使用のプラットフォームにインストールする方法: