head

headコマンドを使用して、結果の最初のn個を表示します。

構文

head [limit=<limit>] 

パラメータ

次の表に、このコマンドで使用されるパラメータとその説明を示します。

パラメータ 説明

limit

表示するエントリ数を指定します。値を指定しない場合、デフォルト値の10が使用されます。

ノート

  • 問合せの場合、デフォルトのソート順は時間の降順です。そのため、headコマンドは、sortコマンドを使用してソート順序がオーバーライドされないかぎり、最新の順序を返します。
  • エクスポートの場合、時間によるデフォルトのソート順序はありません。headは、指定された時間フィルタ内の最新のログ・データを返します。ただし、sortコマンドを使用してソート順序がオーバーライドされないかぎり、データは時間でソートされません。
  • ソート順序をオーバーライドするには、headコマンドの前にsortコマンドを使用します。

一般的なシナリオでこのコマンドを使用する例は、次を参照してください:

次のコマンドは、最初の5つの致命的ログを返します。

severity = fatal | head limit=5 

次のコマンドは、最初の5つの異なる重大度の結果を返します。

* | distinct severity | head limit=5

次のコマンドは、最初の20個の致命的ログを検索し、その平均iplenを計算します。

severity = fatal | head limit=20 | stats avg(iplen)