ネットワークLoad Balancerのイングレス・ルールの追加

ネットワーク・ロード・バランサ、つまりパブリックIPアドレスを使用してDBシステムに接続する場合は、パブリック・サブネットのデフォルト・セキュリティ・リストに追加してください。

コンソールの使用

コンソールを使用して、ネットワーク・ロード・バランサの仮想クラウド・ネットワーク(VCN)にイングレス・ルールを追加し、認可されたIPアドレスからのトラフィックを許可します。

このタスクでは次が必要です:
イングレス・ルールを追加するには、次を実行します:
  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」「仮想クラウド・ネットワーク」の順に選択します。
  2. 「リスト範囲」からコンパートメントを選択します。
  3. VCNのリストから、VCNの名前をクリックして「仮想クラウド・ネットワークの詳細」ページを開きます。
  4. 「仮想クラウド・ネットワークの詳細」ページで、「リソース」セクションから「セキュリティ・リスト」を選択します。
  5. セキュリティ・リストのリストから、「<VCN>のデフォルト・セキュリティ・リスト」をクリックします。
  6. セキュリティ・リストの詳細ページで、「イングレス・ルールの追加」をクリックします。
  7. 「イングレス・ルールの追加」ダイアログ・ボックスで、次の情報を指定します:
    • ステートレス: 選択しないでください。
    • ソース・タイプ: 「CIDR」を選択します。
    • ソースCIDR: ネットワーク・ロード・バランサのCIDRを指定します。必要に応じて、より限定的なIPアドレスに範囲を限定できます。たとえば、次のとおりです。
      • 10.0.0.0/8: 10.0.0.0から10.255.255.255までのIPアドレス(合計で16,777,216のIPアドレス)からのトラフィックを許可します。
      • 10.0.0.0/16: 10.0.0.0から10.0.255.255までのIPアドレス(合計で65,536のIPアドレス)からのトラフィックを許可します。
      • 10.0.0.0/24: 10.0.0.0から10.0.0.255までのIPアドレス(合計で256のIPアドレス)からのトラフィックを許可します。
      • 10.0.2.24/32: IPアドレス10.0.2.24からのトラフィックのみを許可します。
    • IPプロトコル: 「TCP」を選択します。
    • ソース・ポート範囲: ブランクのままにします。
    • 宛先ポート範囲: DBシステムがリスニングするポート3306,33060を指定します。
    • 説明: イングレス・ルールを説明する文字列を追加します。
  8. 「イングレス・ルールの追加」をクリックします
イングレス・ルールがパブリック・サブネットのセキュリティ・リストに追加されます。