ビジネス継続性

ビジネス継続性のために、MySQL Database Serviceのリカバリ時間目標とリカバリ・ポイント目標、バックアップおよび高可用性機能を使用します。

リカバリ時間目標(RTO)およびリカバリ・ポイント目標(RPO)

障害発生時の単一インスタンスおよび高可用性DBシステムのリカバリ時間目標(停止時間の許容範囲)およびリカバリ・ポイント目標(データ損失の許容範囲)の詳細を確認します。

MySQLデータベース・サービスは日次自動バックアップを備えており、ブロック・ボリュームを使用してユーザー・データを格納するため、障害に対する回復力があります。この結果、同程度の耐久性セキュリティおよびパフォーマンスが保証されます。

単一インスタンスMySQL DBシステム

次の表で、単一インスタンスDBシステムのリカバリ時間目標(停止時間の許容範囲)およびリカバリ・ポイント目標(データ損失の許容範囲)について説明します。

表3-1 単一インスタンスDBシステムのRTO (停止時間の許容範囲)およびRPO (データ損失の許容範囲)

障害およびメンテナンス・イベント 停止時間(RTO) 潜在的データ損失(RPO)
  • ソフトウェアおよびハードウェアの定期的な更新
数分から数時間 ゼロ
局所的なイベント:
  • ネットワーク接続の失敗
  • ストレージ接続の失敗
数分から数時間 ゼロ
バックアップからのリストアが必要なイベント:
  • 全面的なストレージ障害
  • データベース全体の障害
  • 可用性ドメインまたはフォルト・ドメインの障害
数分から数時間 最後の正常な自動バックアップまで

高可用性MySQL DBシステム

次の表で、単一インスタンスの障害発生時の高可用性DBシステムのリカバリ時間目標(停止時間の許容範囲)およびリカバリ・ポイント目標(データ損失の許容範囲)について説明します。

表3-2 高可用性DBシステムのRTO(停止時間の許容範囲)およびRPO(データ損失の許容範囲)

障害およびメンテナンス・イベント 停止時間(RTO) 潜在的データ損失(RPO)
  • ソフトウェアおよびハードウェアの定期的な更新
数分 ゼロ
インスタンスごとの局所的なイベント:
  • ストレージ接続の失敗
  • ネットワーク接続の失敗
  • データベース全体の障害
数分 ゼロ
  • 可用性ドメインまたはフォルト・ドメインの障害(高可用性タイプによって異なる)
  • 全面的なストレージ障害
数分 ゼロ

バックアップ

自動バックアップと手動バックアップを別の可用性ドメインにレプリケートし、障害またはユーザー・エラーが発生した場合にリストアできます。データ損失は、最後の正常なバックアップまでに限定されます。

高可用性

高可用性DBシステムは、3つのMySQLインスタンス(1つのプライマリと2つのセカンダリ)で構成されます。プライマリ・インスタンスに書き込まれるデータはすべて、セカンダリにも書き込まれます。高可用性DBシステムは、1つのインスタンスに障害が発生した場合に別のインスタンスが引き継いで、データ損失ゼロと停止時間の最小化を実現します。

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