データ・インポート機能を使用したインポート
データ・インポート機能を使用して、オブジェクト・ストレージ・バケットからスタンドアロンDBシステムにデータをインポートします。
オブジェクト・ストレージ・バケットと同じリージョンにあるスタンドアロンDBシステムにのみインポートできます。また、ダンプがオブジェクト・ストレージ・バケットにエクスポートされている間もインポートできますが、これによってバルク収集が使用されない場合があります。
高可用性DBシステムにデータをインポートするには、まずスタンドアロンDBシステムにデータをインポートしてから、高可用性を有効にします。
HeatWaveでは、次の条件が満たされた場合、一括収集を使用してデータ・インポートを高速化できます。
- DBシステムのMySQLバージョンは8.4.0以上です。
- CSVファイルは、
zstd
圧縮では圧縮または圧縮されません。 - CSVファイルの列終了文字はシングルバイト文字です。
- 表には、接頭辞索引を使用しない明示的に作成された主キーがあります。GIPK (Generated Invisible Primary Key)はサポートされていません。
- この表は、file-per-table表領域を使用します。
- この表は、動的行フォーマットを使用しています。
- このテーブルには、生成された(仮想または格納された)カラムがありません。
- 表にCHECK制約がありません。
- この表は、サポートされている次のデータ型のみを使用します。
- INTEGER、INT、SMALLINT、TINYINT、MEDIUMINT、BIGINT (UNSIGNEDがサポートされています)
- NUMERIC、DECIMAL (UNSIGNEDはサポートされていません。MySQL 8.0.17で非推奨)
- FLOAT、 DOUBLE (UNSIGNEDはサポートされていません。MySQL 8.0.17では非推奨です)
- CHAR、VARCHAR (大きいデータはサポートされません。レコードはページに収まる必要があります)
- DATE, DATETIME
- バージョン9.0以降では、このテーブルは、サポートされている次のデータ型を使用することもできます。
- TINYTEXT、TEXT、MEDIUMTEXT、LONGTEXT
- JSON
- VARCHAR (最大長をサポート)
ノート
コンソールのデータ・インポート機能を使用してデータをインポートすることをお薦めします。インポートは、HeatWaveサービスによって管理され、高速インポート処理用に最適化されます。
コンソールのデータ・インポート機能を使用してデータをインポートすることをお薦めします。インポートは、HeatWaveサービスによって管理され、高速インポート処理用に最適化されます。
ノート
ocimds
オプションを有効にしてデータをエクスポートするには、最新バージョンのMySQLシェルを使用する必要があります。これにより、潜在的なデータ・インポート・エラーを回避できます。