制限
読取りレプリカ・ロード・バランサおよび関連するDBシステムには、特定の制限があります。
読取りレプリカの制限事項:
- アウトバウンド・レプリケーションでは、読取りレプリカをソースとして構成できません。DBシステムのみをソースとして構成できます。
- MySQL 8.3.0-u2より前は、MySQL HeatWave Lakehouseが有効になっているDBシステムに読取りレプリカを作成することはできません。
- IPv6対応サブネットには読取りレプリカを作成できません。DBシステムおよび読取りレプリカは、IPv4のみのサブネット上に作成する必要があります。
- 読取りレプリカは、Always Free DBシステムではサポートされていません。
読取りレプリカ・ロード・バランサの制限事項:
- 現在、読取りレプリカ・ロード・バランサは、読取りレプリカにアクセスするために最大8Gbpsの帯域幅をサポートしています。
- 読取りレプリカへの接続に使用するアカウント名は、ユーザー名とクライアント・ホスト名で構成されます。読取りレプリカ・ロード・バランサを使用して読取りレプリカに接続する場合、クライアント・ホスト名またはホスト・ベースのアクセス制御ルールは使用できません。この場合、アカウント名はユーザー名のみで構成する必要があります。接続の検証を参照してください。
- 読取りレプリカ・ロード・バランサをOracle Cloud Infrastructureネットワーク・ロード・バランサのバックエンド・サーバーとして構成することはできません。
- 読取りレプリカ・ロード・バランサの最大制限は、読取りレプリカへのアクティブ接続数が約21,500です。これにより、読取りレプリカ・ロード・バランサへの同時アクティブ接続の最大数が約21,500に制限されます。
- 各TCP接続のアイドル・タイムアウトは8時間です。クライアントとサーバー間のトラフィックが接続にない場合、タイムアウト後に読取りレプリカ・ロード・バランサから削除され、クライアントは再接続する必要があります。