MySQLデータベース・サービスの概要

MySQLデータベース・サービスは、オラクル社のMySQLチームが開発、管理およびサポートする、全面的に管理されたOracle Cloud Infrastructureネイティブ・サービスです。

Oracleでは、バックアップおよびリカバリ、データベースおよびオペレーティング・システムのパッチ適用などのタスクが自動化されます。ユーザーが責任を持つのは、データ、スキーマ設計およびアクセス・ポリシーの管理のみです。

ノート

このドキュメントは、MySQLサーバー管理者を対象としており、MySQLサーバーおよびツールに精通していることを前提としています。

関連トピック

MySQL Databaseサービスへのアクセス方法

コンソール(ブラウザベースのインタフェース)、Oracle Cloud Infrastructureコマンドライン・インタフェースまたはREST APIを使用して、MySQL Database Serviceにアクセスします。

  • コンソール: コンソールのサインイン・ページに移動するには、このページ上部のナビゲーション・メニューを開き、「インフラストラクチャ・コンソール」をクリックします。クラウド・アカウント名、ユーザー名およびパスワードの入力を求められます。サポートされているブラウザを使用してコンソールにアクセスします。
    ノート

    記述されていないかぎり、すべてのタスクがコンソールで実行されます。
  • コマンドライン・インタフェース(CLI): CLIは、Oracle Cloud Infrastructure Consoleと同じコア機能を提供し、コンソール機能を拡張できる追加コマンドを提供します。コマンドライン・インタフェースを参照してください。
  • REST API: Oracle Cloud Infrastructure APIは、HTTPSリクエストおよびレスポンスを使用する標準的なREST APIです。REST APIおよびMySQL Database Service APIを参照してください。
ノート

DBシステムのMySQLインスタンスにアクセスするには、MySQLシェルやMySQLクライアントなどのMySQLコマンドライン・クライアントを使用します。DB Systemへの接続を参照してください。DBシステムに接続するためのネットワーク設定を作成するには、ネットワーキング設定を参照してください。

リージョンごとの提供状況

MySQLデータベース・サービスが使用可能なリージョンの最新情報は、プラットフォームおよびインフラストラクチャ・サービスに対応するデータ・リージョンを参照してください。

必要なIAMポリシー

Oracle Cloud Infrastructure内の各サービスはIdentity and Access Managementと統合して、すべてのインタフェース(コンソール、SDKまたはCLI、およびREST API)を認証および認可します。

組織の管理者は、グループ、コンパートメントおよびポリシーを設定して、どのユーザーがどのサービスやどのリソースにアクセスできるか、およびそのアクセスのタイプを制御する必要があります。たとえば、ポリシーは、新規ユーザーの作成、クラウド・ネットワークの作成と管理、インスタンスの起動、バケットの作成、オブジェクトのダウンロードなどを実行できるユーザーを制御します。

通常のユーザー(管理者以外)として、会社が所有するOracle Cloud Infrastructureリソースを使用する必要がある場合は、ユーザーIDを設定するよう管理者に連絡してください。管理者は、ユーザーが使用できるコンパートメント(1つまたは複数)を確認できます。

データ・セキュリティ

MySQL Database Serviceは、暗号化を使用してデータをプライベートに維持します。

  • 保存時の暗号化: MySQLデータベース・サービスでは、すべてのデータ・ストレージにブロック・ボリュームが使用されます。ブロック・ボリュームおよびバックアップは、常に暗号化されます。ブロック・ボリュームの暗号化を参照してください。
  • 転送中の暗号化: MySQLデータベース・サービスは、TLS (Transport Layer Security)を使用してクライアントとサーバー間の暗号化された接続をサポートしています。デフォルトで、MySQLアプリケーションは暗号化を使用して接続を試行します。ただし、特定のユーザーに対して暗号化の使用をオプションまたは必須として構成できます。CREATE USER ... REQUIRE SSLを使用すると、すべての接続で暗号化を必要とするユーザーを作成できます。暗号化された接続を参照してください。

MySQL Database Serviceでは、既存のデータを変換してマスクし、識別特性を削除できます。Data Maskingを参照してください。

MySQL Database Serviceのサービス制限

MySQL Database Serviceには特定のサービス制限があり、サービス制限の引上げをリクエストできます。

適用可能な制限の一覧および制限の引上げをリクエストする方法については、サービス制限を参照してください。

MySQLデータベースおよび監査サービス

MySQLデータベースは、Oracle Cloud Infrastructure Audit Serviceと統合されます。

テナンシまたはコンパートメントで発生したアクティビティおよびアクティビティに責任のあるユーザーを表示するには、監査イベントの表示を参照してください。

MySQLデータベースのバージョンおよびストレージ・エンジン

MySQLデータベース・サービスは、InnoDBストレージ・エンジンを含むMySQL Enterprise Editionバージョン8.0をサポートしています。

HeatWave

HeatWaveは、Oracle Cloud Infrastructure用に最適化された高パフォーマンスでスケーラブルなインメモリー分析処理エンジンを提供するMySQL Database Serviceのアドオンです。

HeatWaveは、ETLを必要とせず、アプリケーションを変更せずにMySQLデータベースに格納されているデータで実行できます。アプリケーションは標準のMySQLプロトコルを介してHeatWaveに容易にアクセスできます。一般的な管理アクションは、自動化されており、OCI Webコンソール、REST API、CLIまたはDevOpsツールと統合されているため、これらからアクセス可能です。HeatWave問合せは、MySQLデータベースに対して桁違いの高速化を実現します。

関連トピック

高い可用性

高可用性DBシステムは、3つのMySQLインスタンス(プライマリと2つのセカンダリ)で構成されます。プライマリ・インスタンスに書き込まれるデータはすべて、セカンダリにも書き込まれます。可用性の高いDBシステムでは、1つのインスタンスに障害が発生した場合、もう1つのインスタンスにフェイルオーバーし、データ損失ゼロでダウンタイムを最小限にとどめます。

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