コンピュート・インスタンスおよびADWデータベースの動的グループの作成

独自の資格証明のみを使用してOracle NoSQL Database Analytics Integratorを実行できますが、Oracle NoSQL Cloud Service、Object StorageおよびAutonomous Data Warehouseでアクションを実行する権限を持つOracle Cloud Computeインスタンスからユーティリティを実行することをお薦めします。同様に、オブジェクト・ストレージAUTH_TOKENを使用してADWデータベースがオブジェクト・ストレージにアクセスできるようにできますが、OCIリソース・プリンシパルを使用してオブジェクト・ストレージでADWデータベースを認証することをお薦めします。ただし、ADWで作成するデータベースにはデータベースのユーザー名とパスワードを使用した認証が必要であるため、そのリソースにアクセスするには、ユーティリティにユーザー資格証明を指定する必要があります。

コンピュート・インスタンスでNoSQLサービス、ObjectStorageおよびADWに対するアクションの実行を認可するには、動的グループを作成し、一致するルールのセットをインスタンスに追加する必要があります。ADWデータベースでOCIリソース・プリンシパルを使用してオブジェクト・ストレージにアクセスできるようにするには、適切なルール・セットを持つ動的グループも作成する必要があります。必要に応じて、コンピュート・インスタンス用に作成した同じ動的グループをADWデータベースにも使用できます。これを次の例に示します。
  • ディスプレイの左側のメニューから「アイデンティティとセキュリティ」を選択します。
  • 「アイデンティティ」で、「動的グループ」を選択します。
    oci-dg.pngの説明が続きます

  • 「動的グループの作成」をクリックします。
    crt-iden-dg.pngの説明が続きます

  • グループの名前を入力します(例: nosql-to-adw-group)。
  • グループのメンバーのリストなど、グループの説明を入力します。
  • 目的の照合ルール(Any {instance.id=''<ocid-of-compute-instance}' and 'resource.id='<ocid-ofthe-database>'など)を入力します。
    dg-input-values.pngの説明が続きます

  • 「作成」をクリックします。