Oracle Exadataシステムのプロビジョニング

Oracle Exadata Systemのプロビジョニングでは、Oracle Exadata InfrastructureOracle Exadata VM ClusterおよびOracle Exadata Databaseの作成フローを組み合せて実行します。

ノート

Oracle Cloud Free Tierアカウントを使用してOracle Exadata Systemをプロビジョニングすることはできません。これをプロビジョニングするには、アカウントをアップグレードする必要があります。
ノート

Oracle Exadata Systemのプロビジョニングは時間のかかるプロセスであり、完了までに数時間かかります。
ノート

テナンシ内のデータベースおよびストレージ・サーバーのサービス制限が、選択したExadataシステム・モデルおよび構成を使用してOracle Exadataシステムをプロビジョニングするのに十分である必要があります。必要に応じて、Oracle Cloud Infrastructureコンソールからサービス制限の引上げをリクエストします。詳細は、サービス制限の引上げのリクエストを参照してください。

Oracle Exadata Systemを作成するには、次を実行します:

  1. OracleDB for Azureポータルから、「リソースの作成」アイコンを選択します。ここから、「Exadataシステム」「作成」リンクを選択します。

    図1-4「リソースの作成」ブレード


    図1-4の説明が続きます

    ノート

    Azure OracleDBポータルの「Exadata Database」アイコンを選択して、Oracle Exadataシステムの作成を開始することもできます。これにより、Oracle Exadata Database専用|データベース・ブレードに移動できます。「+作成」メニューのオプションの1つは、Exadataシステムの作成です。

    図1-5 Oracle Exadataシステムを作成するための代替パス


    図1-5の説明が続きます

  2. 「Exadataシステムの作成」フローはここから始まります。Oracle Exadata Systemを作成するUI要素は、個々のExadataコンポーネントの作成フローに似ています。注意する必要があるOracle Exadataシステム・フローの組合せには違いがあります。Oracle Exadataシステムの結合フローには、個々のOracle Exadata InfrastructureOracle Exadata VM ClusterおよびOracle Exadata Databaseフローのすべてのフィールドが含まれます。

    図1-6 Oracle Exadataシステムの作成- 「基本」タブ


    図1-6の説明が続きます

個々の作成フローの詳細は、次を参照してください:

  1. Exadataインフラストラクチャのプロビジョニング
  2. Exadata VMクラスタのプロビジョニング
  3. Oracle Exadataデータベースのプロビジョニング