自動ワークロード・リポジトリ(AWR)のパフォーマンス・データの分析
OpsインサイトAWRハブでは、重要なOracle Databasesの自動ワークロード・リポジトリ(AWR)から詳細なパフォーマンス・データを統合して保存できます。この統合されたAWRハブでは、ソース・データベースのAWRの保存期間を超えて履歴パフォーマンス・データを表示および分析できます。
Ops Insightsでは、1つ以上のソース・データベース・ターゲットからデータを抽出して、ソース・データベースから独立して管理されているAWRハブ・ウェアハウスに転送します。AWRハブでは、選択したデータベース・ターゲットのAWRデータの長期履歴を保持できます。これにより、ソース・データベース・ターゲットのパフォーマンスまたはストレージに影響を与えずに、データベース間でAWRデータの長期的な分析が可能です。そのため、一元管理されたAWRハブにAWRデータをアップロードすることで、ソース本番システムの領域を解放して、パフォーマンスを向上させることができます。
複数のデータベースのAWRデータを処理するために、Ops Insightsは、OCIテナンシ内の複数のデータベースからAWRスナップショットを収集および統合するクラウドベースのリポジトリであるAWRハブを提供します。ソース・データベースからのスナップショットは25か月間保持されます。