リソース検出およびモニタリングの概要

リソース検出およびモニタリングは、Oracle Linuxコンピュート・インスタンスで実行されているアプリケーション(リソース)を自動的に検出およびモニターします。これは、実行中のプロセスを定期的にチェックし、それが属するアプリケーションのタイプを識別することによって行われます。次に、その状態、全体的なCPU使用率およびメモリー使用率のモニターを開始します。サポートされているアプリケーション(リソース)タイプのセットは、Oracle Database、Oracle Database Listener、WebLogic Server、Oracle HTTP Server、Apache Server、TomcatおよびMySQLです。

「モニター対象リソース」ページを使用すると、アプリケーションの現在の状態、メモリー使用率およびCPU使用率をモニターしたり、その履歴トレンドを確認できます。また、先週の同じ時間と比較して、アプリケーションのCPUおよびメモリー使用率がどのように変更されたかをすばやく確認できます。

これらのいずれかのリソースのCPU使用率またはメモリー使用率が指定されたしきい値を超えた場合のアラームおよび通知を設定できます。

ノート

Java Management Serviceとの統合を有効にすると、Java (TomcatおよびWebLogicサーバー)を使用するリソース・タイプについて、関連するJavaランタイム・バージョンおよびそれらのセキュリティ状態を識別できます。

コンピューティングのCPU使用率またはメモリー使用率が高く、それが検出されたアプリケーションによるものではない場合、「トップ・プロセス」ページを使用すると、CPUおよびメモリーの最大量を消費しているコンピュート・インスタンスで実行されている上位10個のプロセスを識別し、高いリソース消費の原因をすばやく特定できます。

リソース検出およびモニタリングを設定すると、OCIコンピュート・インスタンスで実行されているリソースのモニタリングを開始できます。