ADDMデータ
自動データベース診断モニター(ADDM)の情報を表示するには:
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データベースの詳細ページから「パフォーマンス・ハブ」ページを開きます(開されていない場合)。
ノート
「パフォーマンス・ハブ」ページに移動する方法の詳細は、次を参照してください。
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「ADDM」をクリックして、「ADDM」タブを開きます。
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「クイック選択」フィールドから時間範囲を選択します。このページには、選択した期間のデータが表示されます。
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「アクティビティ・サマリー」領域で、灰色のAWRスナップショット・アイコンのいずれかをクリックして、関連するADDMタスクの結果を表示します。
グレーのアイコンの白いチェック・マークは、問題の結果が使用可能であることを示します。選択すると、グレーのアイコンがブルーに変わります。
先週など、より広い期間の場合は、複数のADDMタスクが存在する可能性があります。「アクティビティ・サマリー」領域には、タスクのグループを示すアイコンが表示されます。アイコンをクリックしてリストを開き、特定のADDMタスクを選択できます。
ノート
または、「ADDM」タブで「タスク名」を選択するか、タイム・スライダをスナップショット・アイコンの近くに移動して選択することもできます。
ノート
関連するAWRスナップショットの灰色のアイコンをクリックして、またはADDMタスク・メニューからオプションを選択して、ADDMタスクの選択を手動で変更すると、ADDMタスクの分析期間をカバーするようにタイム・スライダの位置とサイズが調整されます。
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アイコンの上にカーソルを置くと、AWRスナップショットおよびADDMタスクに関するメッセージ(ADDMタスクの結果の数など)が表示されます。
2つの表に結果が表示されます:-
結果 - 結果がある場合、この表には、結果の名前、影響、推奨事項の数および平均アクティブ・セッションが表示されます。使用可能な結果がない場合は、選択した期間に使用できるADDM分析がないことを示すメッセージが表に表示されます。
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警告と情報 - この表は、結果表の横に表示されます。
結果に関連するメッセージがリストされます。-
警告メッセージは、ADDM分析の完全性または正確性に影響を与える可能性のあるAWR内のデータの欠落などの問題を識別します。
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情報メッセージは、データベースのパフォーマンスの理解に関連する情報を提供しますが、パフォーマンスの問題を表すものではありません。これには、データベースおよび自動データベース・メンテナンス・アクティビティの問題のない領域の識別が含まれる場合があります。
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ノート
「結果」表と「警告と情報」表はどちらも縮小可能で、多数の結果が見つかった場合に領域を節約できます。マイナス・アイコン(-)をクリックすると、表が縮小されます。同様に、プラス・アイコン(+)をクリックすると、表が展開されます。
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結果に使用可能なADDM推奨事項がある場合は、結果の名前がリンクとして表示されます。結果の名前をクリックすると、修正処理の推奨事項の表など、結果の詳細が表示されます。
各推奨事項には、問題領域、それを解決するために推奨されるアクション、およびアクションを実行すると推定ベネフィットが含まれます。
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推奨表の行の最後にある展開アイコンをクリックして、推奨の根拠を表示します。
ADDMタスクの実行
この機能は、専用インフラストラクチャのベース・データベース・サービス、外部データベースおよびExadata Database Serviceで実行されているデータベースではサポートされますが、Autonomous Databaseではサポートされていません。
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データベースの詳細ページから「パフォーマンス・ハブ」ページを開きます(開されていない場合)。
ノート
「パフォーマンス・ハブ」ページに移動する方法の詳細は、次を参照してください。
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「ADDM」タブをクリックします。
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「クイック選択」フィールドから時間範囲を選択します。このページには、選択した期間のデータが表示されます。
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「ADDM」タブで、ADDMタスクの実行をクリックします。
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ADDMタスクの実行ダイアログ・ボックスで、次のオプションから選択します。
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現在のパフォーマンスの取得および分析 - 現在のスナップショットを作成します。このオプションはデフォルトで選択されています。
- 過去のパフォーマンスの分析 - 履歴スナップショットを作成します。
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現在のパフォーマンスの取得および分析を選択します。
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「ADDMの実行」をクリックします。
タスクのステータスは、ウィンドウの右上隅に表示されます。
完了したADDMタスクの表示方法に関する項を参照してください。
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過去のパフォーマンスの分析をクリックします
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ドロップダウンからスナップショットの開始日時およびスナップショットの終了日時を選択します。
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「ADDMの実行」をクリックします。
タスクのステータスがウィンドウの右上隅に表示されます。
完了したADDMタスクの表示方法に関する項を参照してください。
複数のタスクを同時に実行することは可能ですが、Oracleでは一度に1つのタスクのみを実行することをお薦めします。これにより、各タスクの処理速度が向上し、結果がより早く表示されます。
完了したADDMタスクの表示
ADDMタスクが完了する時刻は、現在のシステム・ワークロード、スナップショットの時間の長さ、および含まれているデータの量によって異なります。パフォーマンス・ハブには、ジョブの実行に時間がかかっているかどうかを確認するメッセージが表示されます。
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「アクティビティ・サマリー」領域で、灰色のAWRスナップショットをクリックしてAWRスナップショットを表示します。スナップショットID、スナップショット時間、タスク名、タスク所有者、関連するADDMタスクの結果数など、スナップショットの統計を表示します。
グレーのアイコンの白いチェック・マークは、結果を利用できることを示します。選択すると、グレーのアイコンがブルーに変わります。ノート
複数のタスクを同時に実行した場合は、各スナップショットのAWRアイコンがアクティビティ・サマリー・グラフの下に表示され、実行した最初のタスクの上にタイム・スライダが表示されます。別のスナップショットを表示するには、そのタスクのAWRスナップショット・アイコンをクリックします。タイム・スライダがAWRスナップショット・アイコンの上に移動し、スナップショット時間と一致するように拡張または縮小します。
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タスク名、分析期間およびタイプが生成され、「アクティビティ・サマリー」領域の下のADDMタスク・リストに表示されます。
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ADDMタスクの結果が結果表に表示されます。結果の理由の簡単な説明を表示するには、「結果」表まで下にスクロールします。次に、目的の結果の名前の最後の情報アイコンをクリックします。
メッセージ・ボックスで、結果の理由が説明されます。
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タスクの結果の詳細を表示するには、結果表まで下にスクロールし、結果の名前をクリックします。ADDMパフォーマンス結果の詳細ページが開きます。
ページには、結果の名前、結果の影響、分析期間、推奨事項のタイプ、結果に対する推奨事項および各推奨事項の影響が表示されます。