リカバリ・サービスを使用したOracle Cloudデータベースのバックアップおよびリカバリについて

リカバリ・サービスを使用してバックアップを自動化する方法について学習します。

コンソールを使用してバックアップ設定を簡単に構成できるため、OCIコンソールの管理対象自動バックアップ機能は、Oracle Cloudデータベースをバックアップするための推奨方法です。

自動バックアップ機能では、リカバリ・サービスがバックアップの保存先としてサポートされ、完全に自動化されたクラウド・バックアップ・ソリューションが提供されます。手動バックアップまたはバックアップ・ストレージ管理タスクを実行する必要はありません。

コンソールを使用して自動バックアップを構成し、Autonomous Recovery Serviceをバックアップの保存先として設定します。デフォルトでは、Oracle定義のSilver (35日間の保存期間)保護ポリシーがバックアップの保存に適用されます。または、内部ストレージの需要に合わせて、別のOracle定義ポリシーまたはカスタム・ポリシーを割り当てることができます。

自動バックアップを有効にすると、OCIは、初期完全(RMANレベル0)バックアップおよび連続する増分(RMANレベル1)バックアップをリカバリ・サービスに自動的に送信します。バックアップは、割り当てられた保護ポリシーで定義された期間保持されます。

自動バックアップを有効にすると、リカバリ・サービスによって、関連付けられた保護されたデータベース・リソースが作成されます。「保護されたデータベース」ページには、テナンシ内のすべての保護されたデータベースのリストを表示する統合インタフェースが表示されます。保護されたデータベースを選択して、バックアップのリストを表示し、データベースの保護およびバックアップ・ステータスを監視し、ストレージ使用率を分析できます。

コンソールを使用して、リカバリ・サービスによって作成されたバックアップを使用してデータベースをリストアできます。保護されたデータベース・バックアップを使用して新しいデータベースを作成することもできます。

ノート

詳細は、Oracle Cloud Database Serviceのドキュメントを参照してください。