保護ポリシーの作成
リカバリ・サービスでカスタム保護ポリシーを作成します。
コンソールの使用
- 「保護ポリシー」リスト・ページで、「保護ポリシーの作成」を選択します。リスト・ページにアクセスする詳細なステップは、保護ポリシーのリストを参照してください。
- 保護ポリシーの説明的な名前を入力します。「名前」フィールドに機密情報を入力しないでください。
- ポリシーを作成するコンパートメントを検証します。必要に応じて、「コンパートメントに作成」フィールドを使用して、別のコンパートメントを選択します。
- 「バックアップ保持期間(日数)」フィールドで、このポリシーを使用してバックアップを保持する最大日数を指定します。
保持期間の値は、14日から95日までの範囲で指定できます。
- (オプション)これらのステップを使用して、バックアップ保存期間にロックを適用します。
- 「保持ロックの有効化」を選択します。
- 「スケジュールされたロック時間」フィールドで、現在の日付の少なくとも14日後になる日付を選択します。
リカバリ・サービスでは、保持期間を永続的にロックするために14日の最小遅延が義務付けられています。遅延期間中は、必要に応じて、保持期間を増減するか、ロックを無効にすることができます。指定した時間遅延の終了時に、バックアップ保持期間は永続的にロックされます。保持期間の延長のみが許可されます。
- (オプション)ソース・データベースが別のクラウドの場所にプロビジョニングされている場合、およびリカバリ・サービスでデータベースと同じクラウドの場所にバックアップを格納する場合は、「データベースと同じクラウド・プロバイダにバックアップを格納します」オプションを選択します。
リカバリ・サービスは、デフォルトで保護されたデータベースおよび関連するバックアップをOracle Cloudに作成します。オプションで、Oracle Database@AzureやOracle Database@Google CloudなどのマルチクラウドOracle Databasesのこのデフォルトの動作をオーバーライドできます。
保護ポリシーに対して「データベースと同じクラウド・プロバイダにバックアップを格納」オプションを有効にすると、ポリシー・リンク保護データベースおよびバックアップは、データベースがプロビジョニングされているのと同じクラウドの場所に格納されます。たとえば、Oracle Database@Azureの場合は、保護ポリシーでデータベースと同一のクラウド・プロバイダへのバックアップを格納するを選択してあると、リカバリ・サービスにより、関連付けられている保護されたデータベースのバックアップがAzureに格納されます。
保護ポリシーに対して「データベースと同じクラウド・プロバイダにバックアップを格納」を選択しない場合、Oracle Databaseが別のクラウドの場所にプロビジョニングされている場合でも、ポリシー・リンク保護されたデータベースおよびバックアップはOracle Cloudに格納されます。
注意:
ポリシーの作成後、「データベースと同じクラウド・プロバイダにバックアップを保存」オプションの選択を元に戻すことはできません。 - 「拡張オプション」を展開し、次の情報を追加します。
タグ: (オプション)リソースに1つ以上のタグを追加します。リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。タグは後で適用できます。
- 「作成」を選択します。
保護ポリシーが作成されます。
CLIの使用
保護ポリシーを作成するには、oci recovery protection-policy createコマンドと必要なパラメータを使用します。
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、自律型リカバリ・サービスCLIコマンド・リファレンスを参照してください。
APIの使用
CreateProtectionPolicy API操作を実行して、保護ポリシーを作成します。
関連トピック
親トピック: 保護ポリシーの管理