保護ポリシーの構成について

リカバリ・サービスでは、保護ポリシーを使用してOracle Cloudでのデータベース・バックアップの保持を制御します。OCIコンソールを使用して保護ポリシーを構成および管理する方法について学習します。

保護ポリシーは、保護されたデータベースの自動バックアップ保持を提供します。保護された各データベースは、1つの保護ポリシーに関連付ける必要があります。

保護ポリシーは、リカバリ・サービスによって作成されたバックアップを保持できる最大期間(日数)を決定します。ビジネス要件に基づいて、保護されているデータベースごとに個別のポリシーを割り当てるか、VCN内のすべての保護されているデータベースにまたがって単一のポリシーを使用できます。

次の2つのタイプの保護ポリシーを使用できます。

Oracle定義
バックアップ保存の一般的なユース・ケースに基づくOracle定義の保護ポリシーには、4つあります。これらのポリシーは変更できません。
  • Platinum: Platinumポリシーはバックアップを95日間保持します
  • ゴールド: ゴールド・ポリシーはバックアップを65日間保持します
  • Silver: Silverポリシーはバックアップを35日間保持します
  • ブロンズ: ブロンズ・ポリシーはバックアップを14日間保持します
ユーザー定義
これらは、ビジネス要件に基づいて作成できるカスタム保護ポリシーです。カスタム・ポリシーは、バックアップ保存期間を14日間の最小期間と95日間の最大期間に制限します。

OCIコンソールは、テナンシ内のすべてのデータベースの保護ポリシーを構成するためのプライマリ・インタフェースです。