バックアップ操作のネットワーク分離

リカバリ・サービスでは、テナンシ内の各データベース仮想クラウド・ネットワーク(VCN)でバックアップおよびリカバリ操作を行うためのプライベート・サブネットが必要です。

バックアップ計画の重要な部分は、ネットワーク経由でバックアップを転送するためのネットワーク分離およびアクセス制御です。リカバリ・サービスは、リカバリ・サービス・サブネットを使用してこのプロセスを簡略化します。

Oracleでは、データベースVCNに、リカバリ・サービスへのバックアップ専用のプライベート・サブネットが少なくとも1つ含まれていることをお薦めします。その後、リカバリ・サービス・サブネットを登録して、リカバリ・サービスがVCN内のデータベースにアクセスできるようにします。

アクセス制御を実装するには、リカバリ・サービスが選択したVCN内のデータベースにのみアクセスできるようにするOracle Cloud Infrastructure (OCI)ポリシーを割り当てます。