OCIアカウントの変更
組込みの無料アカウントまたは独自のOCI有料アカウントを使用している場合は、いつでも別のOCIアカウントに切り替えて、新しいアカウントのリソースを使用できます。
OCI有料アカウントに切り替える場合:
- 現在のOCIアカウントのビルド・エグゼキュータ・テンプレートとそのメタデータは、新しいOCIアカウントに移行されます。たとえば、現在のOCIアカウントに10個のエグゼキュータ・テンプレートがある場合、VB Studioは、新しいOCIアカウントに同じソフトウェアを持つ同じ数のエグゼキュータ・テンプレートを作成します。
- 現在のOCIアカウントのVMビルド・エグゼキュータとそのメタデータは、新しいOCIアカウントに移行されます。たとえば、現在のOCIアカウントに234のVMエグゼキュータがある場合、VB Studioは、新しいOCIアカウントに同じシェイプ、VCNおよびエグゼキュータ・テンプレートの同じ数のVMエグゼキュータを作成します。
- 現在のOCIアカウントのオブジェクト・ストレージ・バケットは、新しいアカウントに移行しません。バケット内のデータには、ビルド・アーティファクト、Mavenアーティファクト、NPMアーティファクトおよびエクスポートされたプロジェクト・データが含まれる場合があります。(オブジェクト・ストレージ内のデータを移行するには、プロジェクト・データのエクスポートおよびインポートを参照してください。ただし、元のOCIアカウントをCI/CDビルドの実行にのみ使用していた場合は、このステップをスキップできます。)
組込みの無料アカウントからOCI有料アカウントに切り替えるには:
- Oracle Cloudコンソールの左上隅で、「ナビゲーション・メニュー」
をクリックします。
- 「開発者サービス」を選択し、「Visual Builder Studio」を選択します。
- Visual Builder Studioインスタンス・ページで、VB Studioインスタンスの名前をクリックします。
- インスタンスの詳細ページで、「アクション」をクリックし、「編集」をクリックします。
- 「はい、これを承認します」チェック・ボックスを選択します。
- VB Studioリソースをホストするコンパートメントを選択します。
- 「変更の保存」をクリックします。
OCI有料アカウントから組込みの無料アカウントに切り替えると、現在のアカウントのエグゼキュータ・テンプレートおよびVMエグゼキュータにアクセスできなくなります。かわりに、1つの空きVMビルド・エグゼキュータおよびデフォルト・エグゼキュータ・テンプレートにのみアクセスできます。また、オブジェクト・ストレージ内のデータへのアクセスも失われますが、元のOCIアカウントを使用してCI/CDビルドを実行していた場合は、データ移行について心配する必要はありません。