Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

ビルド・エグゼキュータ・テンプレートの作成および管理

ビルド・エグゼキュータ・テンプレートは、組織管理ページの「ビルド・エグゼキュータ・テンプレート」タブから作成および管理できます。

ノート

VB Studioが組込みの無料アカウントに接続されている場合は、エグゼキュータ・テンプレートを作成または管理できません。デフォルト・エグゼキュータ・テンプレートで使用できないソフトウェアを使用する場合は、OCI有料アカウントに接続するようにVB Studioを構成します。OCIアカウントの変更を参照してください。

VB Studioでは、これらのエグゼキュータ・テンプレートをすぐに使用できます。これらのエグゼキュータ・テンプレートは変更または削除できません。

ビルド・エグゼキュータ・テンプレートの 摘要
Visual Builderのシステム・デフォルトOL7 このテンプレートを使用して、拡張機能およびビジュアル・アプリケーションをパッケージ化およびデプロイします。このテンプレートは、Oracle Linux 8で次のソフトウェア・パッケージを定義します。
  • Node.js 22
  • デフォルトのソフトウェア・パッケージ
システム・デフォルトOL8 このテンプレートは、Oracle Linux 8でデフォルトのソフトウェア・パッケージを使用するビルド・ジョブに使用します。
システム・デフォルトOL7 このテンプレートは、Oracle Linux 7のデフォルト・ソフトウェア・パッケージを使用するビルド・ジョブに使用します。

これらのいずれも要件を満たさない場合は、必要な数のエグゼキュータ・テンプレートを作成できます。エグゼキュータ・テンプレートは、ストレージ領域を消費したりコストを増やしたりしません。

「組織」ページの「エグゼキュータ・テンプレートの作成」タブから、エグゼキュータ・テンプレートを作成および管理できます:

  1. 左側のナビゲータで、「組織」組織をクリックします。
  2. 「ビルド・エグゼキュータ・テンプレート」タブをクリックします。

この表では、エグゼキュータ・テンプレートを作成および管理するために実行できるアクションについて説明します。

アクション 方法

カスタム・エグゼキュータ・テンプレートの作成
  1. 「+テンプレートの作成」をクリックします。
  2. 「新規ビルド・エグゼキュータ・テンプレート」ダイアログ・ボックスで、エグゼキュータ・テンプレートの名前と説明を入力します。「プラットフォーム」で、VMエグゼキュータで実行するオペレーティング・システムを選択します。
  3. 「作成」をクリックします。
  4. 「ソフトウェアの構成」をクリックします。
  5. 必要に応じて、「フィルタ」に検索語を入力して、「検索」 レンズアイコンをクリックします。

    ソフトウェア・パッケージの最新バージョンを表示するには、「最新バージョンのみ表示」チェック・ボックスを選択します。これは、同じソフトウェアの複数のバージョンがカタログで使用可能な場合に役立ちます。

  6. ソフトウェア・カタログで、ソフトウェア・パッケージ・タイルのチェック・ボックスを選択して追加します。タイルが緑色で強調表示され、ソフトウェア・パッケージが右側の「選択したソフトウェア」リストに追加されます。

    選択したタイルを削除するには、チェック・ボックスの選択を解除するか、「選択したソフトウェア」の下の「このソフトウェアを削除」 ごみ箱アイコンをクリックします。グレーで強調表示されている必要なソフトウェアパッケージは削除できません。

    ソフトウェア・パッケージが別のソフトウェア・パッケージに依存している場合、またはソフトウェア・パッケージ間に競合がある場合は、「選択したソフトウェア」の下のメッセージでそのことが通知されます。

  7. 「完了」をクリックします。
エグゼキュータ・テンプレートのソフトウェアの構成
  1. 左側のエグゼキュータ・テンプレート・リストからエグゼキュータ・テンプレートを選択し、「ソフトウェアの構成」をクリックします。
  2. ソフトウェア・カタログで、ソフトウェア・パッケージを検索するには、「フィルタ」に検索語を入力し、「検索」 レンズアイコンをクリックします。ソフトウェア・パッケージの最新バージョンを表示するには、「最新バージョンのみ表示」チェック・ボックスを選択します。これは、同じソフトウェアの複数のバージョンがカタログで使用可能な場合に役立ちます。

    ソフトウェアを追加するには、ソフトウェアパッケージタイルのチェックボックスを選択します。タイルが緑色で強調表示され、ソフトウェア・パッケージが右側の「選択したソフトウェア」リストに追加されます。

    ソフトウェア・パッケージを削除するには、そのチェック・ボックスの選択を解除するか、「選択したソフトウェア」の下の「このソフトウェアを削除」 ごみ箱アイコンをクリックします。グレーで強調表示されている必要なソフトウェアパッケージは削除できません。

    ソフトウェア・パッケージが別のソフトウェア・パッケージに依存している場合、またはソフトウェア・パッケージ間に競合がある場合は、「選択したソフトウェア」の下のメッセージでそのことが通知されます。

  3. 「完了」をクリックします。
エグゼキュータ・テンプレートの名前または説明の編集
  1. 左側のエグゼキュータ・テンプレート・リストから、変更するテンプレートを選択し、パネルの右端にある「編集」ボタンをクリックします。
  2. 「ビルド・エグゼキュータ・テンプレートの編集」ダイアログ・ボックスで、名前または説明を更新します。
  3. 「保存」をクリックします。

エグゼキュータ・テンプレートの削除

エグゼキュータ・テンプレートを削除すると、そのVMエグゼキュータも削除されます。

  1. 左側のエグゼキュータ・テンプレート・リストから、削除するテンプレートを選択します。
  2. リストの隣にある「削除」削除アイコンをクリックするか、テンプレートのパネルの右にある「削除」ボタンをクリックします。
  3. 「ビルド・エグゼキュータ・テンプレートの削除」ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックして確認します。