拡張機能とは何ですか。
VB StudioでOracle Cloudアプリケーションに加えた変更は、拡張と呼ばれるアーティファクトに格納されます。物理的には、拡張子に関連付けられたソース・ファイルはGitリポジトリに格納されます。
拡張に関連するVB Studioエコシステムの主要コンポーネントは次のとおりです。
- すべての開発、テストおよび本番インスタンスで構成される単一のOracle Cloud Application環境ファミリ内には、VB Studioの複数のインスタンスがあり、これらはすべて1つの組織にまとめられています。組織内では、多くの場合、1つ以上のプロジェクトに属し、それぞれが個別のソフトウェア作業に専念します。たとえば、Oracle Cloud Applicationsの拡張機能を構築するプロジェクトと、自社部門が使用する特注アプリケーションを構築する別のプロジェクトがあるとします。プロジェクトでは、ソース・コードを格納するためのGitリポジトリ、継続的インテグレーションとデリバリを提供するパイプライン、問題追跡システム、チームWikiなど、これらのアーティファクトを作成するために必要なすべてのツールがまとめられます。
- 拡張機能に関しては、Oracle Cloud Applications環境ファミリ内で行うすべての拡張作業に1つのプロジェクトを使用するのが最も簡単です。そのプロジェクト内で、個別のGitリポジトリを作成して、各ピラーのソース・ファイルを格納できます。1つのリポジトリはHCM用、もう1つのリポジトリはCRM用などです。ただし、チームが大きすぎてそれを実現可能にできない場合、または単に各柱の拡張作業を分離する場合は、Oracle Cloudアプリケーションごとに独自のプロジェクトを作成することで、すべてを完全に分離できます。
- 拡張機能で作業する場合は、VB Studio Designerで提供されるエディタ内で作業します。カスタマイズするページの側面に応じて、VB Studioは適切なエディタを起動して、必要なエクスペリエンスを提供します。
- VB Studioでの作業はすべて、拡張機能で作業できる完全にプライベートな領域であるワークスペースのコンテキストで実行されます。