58 サービス管理ロール: サービス契約管理者

サービス契約管理者UX Oneロールについて

サービス契約管理者ロールと関連のUX Oneページおよびコンポーネントでは、ユーザーがチームのサービス契約を管理できます。ユーザーは、期限切れの契約と間もなく期限が切れる契約に関する警告を受け取り、契約の収益性に関する分析データを検討し、表示されたデータに基づいてすばやく簡単に行動できるプログラムにアクセスできます。

注意:

このドキュメントに記載されている情報は、提供されている特定のUX Oneロールと関連のページおよびコンポーネントについて説明したものです。

これらのロール、ページ、コンポーネント、クエリー、グリッド・フォーマットおよびフォーム・レイアウトは提供されている状態のまま使用することも、組織の要件に厳密に合致するように変更することもできます。

「UX Oneロールについて」を参照してください。

前提条件

サービス契約管理者ロール(SCONMGRJDE)とこのドキュメントに記載されたコンポーネントを使用する前に、システム管理者がユーザーIDをSCONMGRJDEロールに関連付ける手順を完了しておく必要があります。

この設定が完了した後、このロールでログインするユーザーがJD Edwards EnterpriseOneシステムにログインすると、自分のロールのページが自動的に表示されます。

『JD Edwards EnterpriseOne Tools Security Administration Guide』「Setting Up a Role Relationship」を参照してください。

事前確認資料

サービス契約管理者ロールを使用する前に、各ページからアクセス可能なコンポーネントおよびアプリケーションについて完全に理解しておく必要があります。追加の重要な情報が『JD Edwards EnterpriseOne Applicationsサービス管理製品ガイド』に記載されています。「JD Edwards EnterpriseOneサービス管理の概要」を参照してください。

サービス契約管理者UX Oneロールの使用

サービス契約管理者ロールを使用して、次のUX Oneページにアクセスします。

  • サービス契約管理者(P17003X/W17003XA)

  • チームの契約(P17003X/W17003XB)

  • チームの契約収益性(P17003X/W17003XC)

UX One: 「サービス契約管理者」ページ

「サービス契約管理者」ページ(P17003X/W17003XA)では、ユーザーが期限切れの契約または間もなく期限が切れる契約に関する警告を受け取り、サービス契約に関する分析データを確認し、プログラムおよびページにアクセスできます。「サービス契約管理者」ページでは、アクセス頻度の高いプログラムやその他のUX Oneページにも簡単にアクセスできます。

UX One「サービス契約管理者」ページにアクセスするには、サービス契約管理者ロールを使用してEnterpriseOneシステムにログインします。

次の図は、「サービス契約管理者」ページを表しています。

「サービス契約管理者」ページ

ウォッチリスト警告

これらの警告はEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、警告は提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。さらに、これらのウォッチリストは特定の警告のしきい値および重要なしきい値の値で設定されています。これらの値は要件に合せて変更できます。

次の表では、「サービス契約管理者」ページで使用可能なウォッチリスト警告をリストして説明します。

ウォッチリスト警告

説明

チームの期限切れサービス契約

この警告は、チームの期限が切れたサービス警告の数をユーザーに知らせます。

この警告は、契約の処理プログラム(P1720)に基づいています。

警告をクリックすると、「契約の処理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • サービス契約見出し

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

チームの期限切れが近いサービス契約

この警告は、チームの間もなく期限が切れるサービス契約の数をユーザーに知らせます。

この警告は、契約の処理プログラム(P1720)に基づいています。

警告をクリックすると、「契約の処理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • サービス契約見出し

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

これらのウォッチリスト警告に関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applicationsサービス管理製品ガイド』「契約の管理」を参照してください。

チャート

これらのチャートはEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、チャートは提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用して表示するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。

次の表では、「サービス契約管理者」ページで使用可能なチャートをリストして説明します。

コンポーネント・タイトル

説明

予算対実績(期間別)(P09217X/W09217XB)

このチャートを使用して、期間別の実績金額と比較した予算金額を確認します。

このチャートは、One View勘定残高照会プログラム(P09217)に基づいています。

チャート上部のフィールドを使用して、チャートの作成時に使用する期間を指定できます。

全契約の合計収益性(基準別)(P1730X/W1730XB)

このチャートを使用して、チームの全契約の合計収益性を確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約収益性照会プログラム(P1730)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・メニューを使用して、次の項目別にデータを表示できます。

  • 契約

  • 契約タイプ

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

合計契約金額(サービス・パッケージ別)(P1727X/W1727XF)

このチャートを使用して、チームの全契約の合計金額をサービス・パッケージ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約照会プログラム(P1727)に基づいています。

合計契約数(サービス・パッケージ別)(P1727X/W1727XE)

このチャートを使用して、チームの契約の合計数をサービス・パッケージ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約照会プログラム(P1727)に基づいています。

これらのチャートに関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications One View Reportingユーザー・ガイド』の次のトピックを参照してください。

スプリングボード・タスク

タスクを使用して、EnterpriseOneプログラムおよびその他のUX Oneページにアクセスします。これらのタスクは、ページのスプリングボードにあります。

次の表では、「サービス契約管理者」ページのタスクをリストして説明します。

タスク

説明

サービス契約入力

このタスクを使用して、契約の処理プログラム(P1720)にアクセスします。

次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • サービス契約見出し

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

住所録の改訂

このタスクを使用して、住所録の改訂プログラム(P01012)にアクセスします。

経費精算書の作成/送信

このタスクを使用して、経費精算書入力プログラム(P09E2011、バージョンZJDE0002)にアクセスします。

経費精算書の検討/承認

このタスクを使用して、経費精算書入力プログラム(P09E2011、バージョンZJDE0003)にアクセスします。

チームの契約

このタスクを使用して、「チームの契約」UX Oneページにアクセスします。

チーム契約収益性

このタスクを使用して、「チームの契約収益性」UX Oneページにアクセスします。

これらのタスクによってアクセスするプログラムの詳細は、次を参照してください。

UX One: 「チームの契約」ページ

「チームの契約」ページ(P17003X/W17003XB)では、ユーザーが期限切れの契約または間もなく期限が切れる契約に関する警告を受け取り、それらの分析データを検討できます。「チームの契約」ページでは、アクセス頻度の高いプログラムにも簡単にアクセスできます。

UX One「チームの契約」ページにアクセスするには、サービス契約管理者ロールを使用してEnterpriseOneシステムにログインします。このロールを使用してログインすると、「サービス契約管理者」ページが自動的に表示されます。スプリングボードの「チームの契約」タスクをクリックし、「チームの契約」ページにアクセスします。

次の図は、「チームの契約」ページを表しています。

「チームの契約」ページ

ウォッチリスト警告

これらの警告はEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、警告は提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。さらに、これらのウォッチリストは特定の警告のしきい値および重要なしきい値の値で設定されています。これらの値は要件に合せて変更できます。

次の表では、「チームの契約」ページで使用可能なウォッチリスト警告をリストして説明します。

ウォッチリスト警告

説明

チームの期限切れサービス契約

この警告は、チームの期限が切れたサービス警告の数をユーザーに知らせます。

この警告は、契約の処理プログラム(P1720)に基づいています。

警告をクリックすると、「契約の処理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • サービス契約見出し

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

チームの期限切れが近いサービス契約

この警告は、チームの間もなく期限が切れるサービス契約の数をユーザーに知らせます。

この警告は、契約の処理プログラム(P1720)に基づいています。

警告をクリックすると、「契約の処理」フォームが表示されます。次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • サービス契約見出し

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

これらのウォッチリスト警告に関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applicationsサービス管理製品ガイド』「契約の管理」を参照してください。

チャート

これらのチャートはEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、チャートは提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用して表示するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。

次の表では、「チームの契約」ページで使用可能なチャートをリストして説明します。

コンポーネント・タイトル

説明

期限切れ契約(基準別)(P1727X/W1727XA)

このチャートを使用して、チームの期限切れサービス契約の割合をサービス・パッケージ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約照会プログラム(P1727)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・メニューを使用して、次の項目別にデータを表示できます。

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

  • サイト

期限切れ契約金額(基準別)(P1727X/W1727XC)

このチャートを使用して、チームのすべての期限切れ契約の合計金額をサービス・パッケージ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約照会プログラム(P1727)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・メニューを使用して、次の項目別にデータを表示できます。

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

  • サイト

期限切れが近い契約(基準別)(P1727X/W1727XB)

このチャートを使用して、チームの期限切れが近い契約の割合をサービス・パッケージ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約照会プログラム(P1727)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・メニューを使用して、次の項目別にデータを表示できます。

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

  • サイト

期限切れが近い契約金額(基準別)(P1727X/W1727XD)

このチャートを使用して、チームの期限切れが近い契約の金額をサービス・パッケージ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約照会プログラム(P1727)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・メニューを使用して、次の項目別にデータを表示できます。

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

  • サイト

これらのチャートに関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications One View Reportingユーザー・ガイド』「サービス管理のOne View Reporting」を参照してください。

スプリングボード・タスク

タスクを使用して、EnterpriseOneプログラムおよびその他のUX Oneページにアクセスします。これらのタスクは、ページのスプリングボードにあります。

次の表では、「チームの契約」ページのタスクをリストして説明します。

タスク

説明

サービス契約入力

このタスクを使用して、契約の処理プログラム(P1720)にアクセスします。

次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • サービス契約見出し

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

サービス資格照会

このタスクを使用して、サービス資格照会プログラム(P1723)にアクセスします。

ワークファイルの改訂

このタスクを使用して、ワークファイルの改訂プログラム(P4812、バージョンZJDE0002)にアクセスします。

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

請求明細履歴

このタスクを使用して、ワークファイル履歴照会プログラム(P4812H、バージョンZJDE0002)にアクセスします。

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

請求/収益期間配分の照会

このタスクを使用して、請求/収益期間配分の照会プログラム(P1794)にアクセスします。

サービス・パッケージの入力

このタスクを使用して、サービス契約の改訂プログラム(P1729)にアクセスします。

次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • 契約サービス・パッケージの改訂

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

これらのタスクによってアクセスするプログラムの詳細は、次を参照してください。

UX One: 「チームの契約収益性」ページ

「チームの契約収益性」ページ(P17003X/W17003XC)では、ユーザーが契約の収益性に関する分析データを検討できます。「チームの契約収益性」ページでは、アクセス頻度の高いプログラムにも簡単にアクセスできます。

UX One「チームの契約収益性」ページにアクセスするには、サービス契約管理者ロールを使用してEnterpriseOneシステムにログインします。このロールを使用してログインすると、「サービス契約管理者」ページが自動的に表示されます。スプリングボードの「チームの契約収益性」タスクをクリックし、「チームの契約収益性」ページにアクセスします。

次の図は、「チームの契約収益性」ページを表しています。

「チームの契約収益性」ページ

チャート

これらのチャートはEnterpriseOneプログラムに基づいています。デフォルトでは、チャートは提供されているデモ・データに基づくクエリーを使用して表示するように設定されています。これらのクエリーはそれぞれ特定のプログラム・バージョンに関連付けられています。別のクエリーを使用するか、別のプログラム・バージョンを呼び出すには、これらのクエリーを変更するか、要件に厳密に合致する新規クエリーを作成します。

次の表では、「チームの契約収益性」ページで使用可能なチャートをリストして説明します。

コンポーネント・タイトル

説明

平均利益(基準別)(P1730X/W1730XC)

このチャートを使用して、チームの平均利益金額を契約タイプ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約収益性照会プログラム(P1730)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・フィールドを使用して、次の項目別にデータを確認できます。

  • 契約

  • 契約タイプ

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

平均利益(基準別)(P1730X/W1730XC)

このチャートを使用して、チームの平均利益金額をサービス・パッケージ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約収益性照会プログラム(P1730)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・フィールドを使用して、次の項目別にデータを確認できます。

  • 契約

  • 契約タイプ

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

合計利益(基準別)(P1730X/W1730XD)

このチャートを使用して、チームの合計利益金額を契約タイプ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約収益性照会プログラム(P1730)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・フィールドを使用して、次の項目別にデータを確認できます。

  • 契約

  • 契約タイプ

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

合計利益(基準別)(P1730X/W1730XD)

このチャートを使用して、チームの合計利益金額をサービス・パッケージ別に確認します。

このチャートは、One Viewサービス契約収益性照会プログラム(P1730)に基づいています。

さらに、チャート上部のドロップダウン・フィールドを使用して、次の項目別にデータを確認できます。

  • 契約

  • 契約タイプ

  • 顧客

  • 製品ファミリ

  • サービス・パッケージ

これらのチャートに関連付けられたプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applications One View Reportingユーザー・ガイド』「サービス管理のOne View Reporting」を参照してください。

スプリングボード・タスク

タスクを使用して、EnterpriseOneプログラムおよびその他のUX Oneページにアクセスします。これらのタスクは、ページのスプリングボードにあります。

次の表では、「チームの契約収益性」ページのタスクをリストして説明します。

タスク

説明

サービス契約入力

このタスクを使用して、契約の処理プログラム(P1720)にアクセスします。

次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • サービス契約見出し

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

サービス・パッケージの入力

このタスクを使用して、サービス契約の改訂プログラム(P1729)にアクセスします。

次のフォーム・レイアウトが使用可能です。

  • 契約サービス・パッケージの改訂

次のグリッド・フォーマットが使用可能です。

  • 簡易

これらのタスクによってアクセスするプログラムの詳細は、『JD Edwards EnterpriseOne Applicationsサービス管理製品ガイド』の次のトピックを参照してください。