専用Exadataインフラストラクチャ上のAutonomous DatabaseでサポートされていないOracle Database機能

専用Exadataインフラストラクチャ上のAutonomous Databaseは、Oracle Database Enterprise Editionに存在するほとんどの機能をサポートしています。ただし、Autonomous Databaseのセキュリティとパフォーマンスを確保するために、Autonomous DatabaseではOracle Databaseの次の機能、オプションおよびパックはサポートされていません。

  • アプリケーション・コンテナ
  • クラスタ(表のグループ)
  • 共通ユーザー
  • 言語、地域、文字セット、照合順序(言語ソート)などのカスタムロケールオブジェクトはサポートされていません。Oracle Locale Builderを使用して作成されたカスタム・ロケール定義は、Autonomous Databaseにデプロイできません。詳細は、Oracle Database 19c ロケール・データのカスタマイズまたはOracle Database 23aiを参照してください。
  • DBMS_DEBUG_JDWPおよびDBMS_DEBUG_JDWP_CUSTOM PL/SQLパッケージ
  • UTL_TCP PL/SQLパッケージ

    ノート:

    UTL_TCPパッケージは専用Exadataインフラストラクチャ上のAutonomous Databaseではサポートされませんが、UTL_TCP.CRLF定数は他のパッケージを含む特定のインスタンスで使用できます。UTL_TCP.CRLFの使用例は、「SMTP電子メール送信サンプル・コード」を参照してください。
  • ディクショナリ管理表領域
  • 業界データ・モデル
  • ロジカル・スタンバイ・データベース
  • 手動セグメント領域管理
  • 手動UNDO管理
  • Oracle Cloud Management Pack for Oracle Database
  • Oracle Data Masking and Subsetting Pack
  • Oracle Database Lifecycle Management Pack for Oracle Database
  • Oracle SQL Access to Kafka
  • Oracle R Enterprise
  • Oracle Workspace Manager
  • ルート・コンテナ(CDB$ROOT)へのアクセス
  • トランスポータブル表領域
  • Trueキャッシュ
  • 均一なエクステント割当て
  • XStream