SSHおよびBequeathプロトコルを使用したデータベースへの接続

この方法を使用すると、ネットワーク・リスナーを使用しなくてもデータベースに接続できます。これは、管理目的で接続する場合にのみ使用してください。

マルチノードのDBシステムに接続する場合は、クラスタ内の個々のノードにSSH接続します。

関連項目

UNIXスタイル・システムからの接続

DBシステムにアクセスするには、次のSSHコマンドを使用します: 
ssh –i <private_key> opc@<DB_system_IP_address>

<private_key>は、アクセスしようとするDBシステムに関連付けられた秘密キーを含むファイルのフルパスおよび名前です。

ネットワーク構成に応じて、DBシステムのプライベートIPアドレスまたはパブリックIPアドレスを使用します。

詳細は、DB Systemへの接続の概要の前提条件を参照してください。

Windowsシステムからの接続

  1. putty.exeを開きます。
  2. 「カテゴリ」ペインで「セッション」を選択し、次のフィールドを入力します:

    • ホスト名(またはIPアドレス): opc@<DB_system_IP_address>

      ネットワーク構成に応じて、DBシステムのプライベートIPアドレスまたはパブリックIPアドレスを使用します。

    • 接続タイプ: SSH
    • ポート: 22
  3. 「カテゴリ」ペインで、「接続」、「SSH」の順に展開し、「認証」をクリックし、秘密キーを参照して選択します。
  4. オプションで、「セッション」カテゴリ画面に戻り、後で再使用するためにこのセッション情報を保存します。
  5. 「開く」をクリックして、セッションを開始します。

詳細は、DB Systemへの接続の概要の前提条件を参照してください。

接続後のデータベースへのアクセス

  1. opcとしてログインします。 
    login as: opc
  2. sudoでgridユーザーに切り替えます。
    sudo su - grid
  3. システム上のすべてのデータベースをリストします。
    srvctl config database -v
    出力:
    cdbm01 /u02/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_2 12.1.0.2.0
exadb /u02/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_2 11.2.0.4.0
mmdb /u02/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_3 12.1.0.2.0
  4. oracleユーザーとして接続します。 
    [root@ed1db01 ~]# su - oracle
[oracle@ed1db01 ~]$ . oraenv
ORACLE_SID = [oracle] ? cdbm01
The Oracle base has been set to /u02/app/oracle
  5. srvctlコマンドを使用して、いずれかのデータベースの詳細を取得します。
    srvctl config database -d cdbm01
    出力:
    Database unique name: cdbm01 <<== DB unique name
Database name:
Oracle home: /u02/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_2
Oracle user: oracle
Spfile: +DATAC1/cdbm01/spfilecdbm01.ora
Password file: +DATAC1/cdbm01/PASSWORD/passwd
Domain: data.customer1.oraclevcn.com
Start options: open
Stop options: immediate
Database role: PRIMARY
Management policy: AUTOMATIC
Server pools:
Disk Groups: DATAC1,RECOC1
Mount point paths:
Services:
Type: RAC
Start concurrency:
Stop concurrency:
OSDBA group: dba
OSOPER group: racoper
Database instances: cdbm011,cdbm012 <<== SID
Configured nodes: ed1db01,ed1db02
Database is administrator managed
  6. 前のステップの値を使用して、ORACLE_SIDおよびORACLE_UNIQUE_NAMEを設定します。 
    export ORACLE_SID=cdbm011
export ORACLE_UNIQUE_NAME=cdbm01
sqlplus / as sysdba
    SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on Wed Apr 19 04:10:12 2017

Copyright (c) 1982, 2014, Oracle. All rights reserved.

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Oracle Database 12c EE Extreme Perf Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production
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