dbcliを使用したDBシステム・リソースの更新

dbcliユーティリティを使用して、DBシステム・リソースを更新できます。これには、DBシステム、DBシステム内のノード上のオペレーティング・システム(OS)およびデータベース・ホームの更新が含まれます。

dbcliコマンドの詳細は、Oracle Database CLIリファレンスを参照してください。

前提条件

  1. OSの更新の準備をします。

    OSを更新する前に、次の重要なガイドラインおよび情報を確認してください:

    • OSの更新を試行する前に、DBシステムのデータベースをバックアップします。
    • DBシステムからパッケージを削除しないでください。ただし、更新を正常に完了するために、カスタムRPM (システムのプロビジョニング後にインストールされたパッケージ)を削除する必要がある場合があります。

      ノート:

      DBシステムにNetwork Managerをインストールしないでください。このパッケージをインストールしてシステムを再起動すると、システムにアクセスできなくなります。
    • 本番システムを更新する前に、すべての更新を非本番システムで十分にテストすることをお薦めします。
    • DBシステムの起動に使用されるイメージは、必要な更新を使用して定期的に更新されます。DBシステムの起動後に、OracleのパブリックYUMサーバーを介して発行される必要なOSセキュリティ更新を適用する必要があります。
    • OS更新を適用するには、YUMリポジトリにアクセスできるようにDBシステムの仮想クラウド・ネットワーク(VCN)を構成する必要があります。詳細は、VCNおよびサブネットを参照してください。
  2. SSHを使用してDBシステムに接続するための要件。

    SSHでDBシステムに接続するには、DBシステムの起動時に使用された公開キーに関連付けられている秘密キーへのパスが必要です。

    DBシステムのパブリックIPアドレスまたはプライベートIPアドレスも必要になります。

    プライベートIPアドレスを使用して、オンプレミス・ネットワークまたはVCN内からシステムに接続します。これには、VPNまたはFastConnectを介してVCNに接続するオンプレミス上のホストから、または同じVCN内の別のホストからの接続が含まれます。DBシステムのパブリックIPアドレスを使用して、クラウド外部(VPNなし)からシステムに接続します。IPアドレスは、コンソールで次のようにして確認できます:

    1. 「DBシステムの詳細」ページの「リソース」で、「ノード」をクリックします。
    2. DBシステムの「ノード」が表示されている表の「パブリックIPアドレス」および「プライベートIPアドレスおよびDNS名」列に表示される値を確認します。

最新コマンドでのCLIの更新

インストール済の更新および使用可能な更新の確認

サーバー・コンポーネントの更新

データベース・ホーム・コンポーネントの更新

DBシステム・ノードに使用可能なオペレーティング・システム更新の確認

DBシステム・ノードのオペレーティング・システムの更新