Visual Studio Codeを使用したラッパーAPIの生成
ブロックチェーン・アプリケーション・ビルダーの拡張バージョンでは、Visual Studio CodeでラッパーAPIを生成できます。
Visual Studio CodeでラッパーAPIを生成すると、選択した場所に存在する以前のラッパーAPIパッケージを上書きするかどうかを確認するプロンプトが表示されます。
API Gatewayは、1つのデプロイメントで作成できるルートの数を50に制限します。50を超えるラッパーAPIを生成しようとすると、複数のゲートウェイを作成するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。同じデプロイメント・パス接頭辞を持つ複数のゲートウェイを作成すると、すべてのラッパーAPIエンドポイントにわたって一貫性のあるベース・パスが維持されます。複数のゲートウェイを作成しないことを選択した場合、ラッパーAPIの生成は取り消されます。
- チェーンコード・ペインでチェーンコード・プロジェクトを選択します。
- チェーンコード名を右クリックし、「ラッパーAPIパッケージの生成」を選択します。「Oracle Blockchain Platform - ラッパーAPIパッケージ生成」ペインが開きます。
- 次の表の説明に従って、構成変数を入力します。
フィールド 説明 デフォルト値 コンパートメントのOCID Oracle Cloud Infrastructure (OCI)のコンパートメントのOCID。 なし コンパートメント名 OCIコンパートメントの名前。 なし アイデンティティ・ドメイン 使用するアイデンティティ・ドメイン。 なし ブロックチェーン・チャネル チェーンコードがデプロイされているOracle Blockchain Platformチャネルの名前。 なし ブロックチェーンURL チェーンコード・デプロイメントに関連付けられたOracle Blockchain Platform URL。 なし 場所 ラッパーAPIパッケージを生成するシステム・ディレクトリ。 なし デプロイメント・パス接頭辞 APIゲートウェイのデプロイメント・パス接頭辞。ルートがデプロイされるパスを指定します。デプロイメント・パス接頭辞は、スラッシュ(/)で始まる必要があります。 /<ChaincodeName> ブロックチェーンの同期 APIコールのペイロードに含める同期値。 true ブロックチェーンのタイムアウト APIコールのペイロードに含めるタイムアウト値。 6,000 ポリシー名 組織内のグループおよびコンパートメントに対して定義された権限を介してAPIの管理およびアクセスを制御できるようにするポリシーの名前 ChaincodeName VCN表示名 OCI仮想クラウド・ネットワークの表示名。 ChaincodeName アプリケーション表示名 OCIアプリケーションの表示名。 ChaincodeName ゲートウェイ表示名 APIゲートウェイの表示名。 ChaincodeName デプロイメントの表示名 APIゲートウェイの表示名。 ChaincodeName OCIリポジトリ名 OCIレジストリ・リポジトリ名。すべて小文字にする必要があります。 ChaincodeName (小文字) - 「保存」をクリックします。
- 「マッピング」タブをクリックします。「マッピング」ペインには、チェーンコードで使用可能なすべてのコントローラAPIの表が表示されます。各メソッドには、必要に応じて編集できる対応するAPIエンドポイントがあります。対応する「ラッパーAPIの生成」チェック・ボックスを選択して、コントローラAPIをラッパーAPIパッケージに含めます。すべてのコントローラAPIを含める場合は、「Select All」をクリックします。
- 「保存」をクリックします。
- 「生成」をクリックします。ラッパーAPIパッケージおよび関連するPostmanコレクションが生成されます。