チェーンコードのアップグレード

(Hyperledger Fabric v2.x)開発者がチェーンコードのソースを変更した場合は、新しいバージョンのチェーンコードにデプロイする必要があります。

チャネルごとに同じチェーンコードの異なるバージョンをデプロイできます。
このタスクを実行できるのは、管理者のみです。コンソールを使用する場合、アップグレード・プロセスには、アップグレードされたチェーンコードの承認とコミットの両方が含まれます。REST APIを使用して、チェーンコードのインストール、承認およびコミットに使用するコールと同じコールを使用して、デプロイ済のチェーンコードをアップグレードすることもできます。詳細は、Oracle Cloud Infrastructure (Gen 2)上のOracle Blockchain Platform REST APIを参照してください。
  1. コンソールに移動し、チャネル・タブを選択します。
    チャネル・タブが表示され、表にネットワーク上のすべてのチャネルがリストされます。
  2. アップグレードするチェーンコードがデプロイされているチャネルをクリックし、「デプロイされたチェーンコード」をクリックします。
  3. アップグレードするチェーンコードを特定し、「その他のアクション」をクリックして、「アップグレード」を選択します。
    チェーンコードのアップグレード・ページが表示されます。
  4. チェーンコード・バージョンを指定し、チェーンコード定義で使用するパッケージIDを選択します。
  5. チェーンコードで初期化が必要な場合は、「初期必須」を選択します。
    「Init-required」を選択した場合、クライアント・アプリケーションは、isInitフラグを指定してInit関数を明示的に起動してから、他の関数を呼び出す必要があります。
  6. 必要に応じて、エンドースメント・ポリシーおよびプライベート・データ収集を入力し、「アップグレード」をクリックします。
    チェーンコードがアップグレードおよびデプロイされます。