Autonomous AI Transaction ProcessingからAzure Data Lake Storage Gen 2へのデータのレプリケート

このクイックスタートは、OCI GoldenGateを使用して、Autonomous AI Transaction ProcessingからAzure Data Lake Storage Gen 2にデータをレプリケートする方法を示しています。

開始する前に

このクイックスタートを正常に完了するには、次が必要です:

環境設定: Autonomous AI Transaction Processing

レプリケーション用のソース・データベースがまだ設定されていない場合は、次のステップに従って、このクイックスタートに使用するサンプル・スキーマをロードできます。このクイックスタートでは、ソース・データベースにAutonomous AI Transaction Processingを使用します。

ソースAutonomous AI Transaction Processingを設定するには:

  1. サンプル・データベース・スキーマをダウンロードして解凍します。

  2. Oracle Cloudコンソールで、「Autonomous AI Databases」ページからAutonomous AI Transaction Processing (ATP)インスタンスを選択して、その詳細を表示し、データベース・アクションにアクセスします。

  3. GGADMINユーザーをロック解除します。

    1. 「データベース・アクション」を選択し、「データベース・ユーザー」を選択します。

    2. GGADMINを見つけて、その省略記号メニュー(3つのドット)を選択し、「編集」を選択します。

    3. 「ユーザーの編集」パネルで、GGADMINパスワードを入力し、パスワードを確認して、「アカウントがロックされています」の選択を解除します。

    4. 「変更の適用」を選択します。

  4. ソース・サンプル・スキーマおよびデータをロード:

    1. 「データベース・アクション」メニューの「開発」で、「SQL」を選択します。

    2. OCIGGLL_OCIGGS_SETUP_USERS_ATP.sqlからスクリプトをコピーしてSQLワークシートに貼り付けます。

    3. 「スクリプトの実行」を選択します。「スクリプト出力」タブに確認メッセージが表示されます。

    4. SQLワークシートをクリアして、OCIGGLL_OCIGGS_SRC_USER_SEED_DATA.sql.からSQLスクリプトをコピーして貼り付けます。

      ヒント: SQLツールがスクリプトを正常に実行するために、各文を個別に実行する必要がある場合があります。

    5. 表が正常に作成されたことを確認するには、SQLウィンドウを閉じて再度開きます。「ナビゲータ」タブで、SRC_OCIGGLLスキーマを検索し、それぞれのドロップダウンから表を選択します。

  5. サプリメンタル・ロギングを有効にします:

    1. SQLワークシートをクリアします。

    2. 次の文を入力し、「文の実行」を選択します。

      ALTER PLUGGABLE DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATA;

タスク1: OCI GoldenGateリソースの作成

このクイックスタートの例では、ソースとターゲットの両方のデプロイメントおよび接続が必要です。

  1. ソースAutonomous AI Transaction ProcessingインスタンスのOracleデプロイメントを作成します

  2. ターゲットのAzure Data Lake Storageのビッグ・データ・デプロイメントを作成します。

  3. ソースAutonomous AI Transaction Processingインスタンスの接続を作成します

  4. Azure Data Lake Storageへの接続の作成

  5. GoldenGateへの接続の作成から、この接続をソースOracleデプロイメントに割り当てます

  6. ソースOracleデプロイメントにAutonomous AI Transaction Processing接続を割り当てる

  7. Azure Data Lake Storage接続をターゲット・ビッグ・データ・デプロイメントに割り当てます

タスク2: Extractの追加

  1. 「デプロイメント」ページで、ソースAutonomous AI Transaction Processingデプロイメントを選択します。

  2. デプロイメントの詳細ページで、「コンソールの起動」を選択します。

  3. ソース・デプロイメントの管理者のユーザー名とパスワードでログインします。

  4. Extractを追加します

タスク3: 分散パスの追加および実行

  1. GoldenGate資格証明ストアを使用する場合は、ターゲット・ビッグ・データ・デプロイメントで分散パスのユーザーを作成し、それ以外の場合はステップ3にスキップします。

  2. ソースGoldenGateデプロイメント・コンソールで、ステップ1で作成したユーザーのパス接続を追加します。

    1. ソースGoldenGateデプロイメント・コンソールで、左側のナビゲーションで「パス接続」を選択します。

    2. 「パス接続の追加」(プラス・アイコン)を選択し、次を完了します:

      1. 「資格証明別名」に、GGSNetworkと入力します。

      2. 「ユーザーID」に、ステップ1で作成したユーザー名を入力します。

      3. 確認のためにユーザーのパスワードを2回入力します。

    3. 「送信」を選択します。

      「パス接続」リストにパス接続が表示されます。

  3. ソース・デプロイメント・コンソールで、次の値を含む分散パスを追加します:

    1. 「ソース・オプション」ページで、次の手順を実行します。

      • 「ソースExtract」で、タスク2で作成したExtractを選択します。

      • 「トレイル名」に、2文字の名前(E1など)を入力します。

    2. 「ターゲット・オプション」ページで、次の手順を実行します。

      • 「ターゲット・ホスト」に、ターゲット・デプロイメントのホスト・ドメインを入力します。

      • 「ポート番号」に、443と入力します。

      • 「トレイル名」に、2文字の名前(E1など)を入力します。

      • 「別名」に、ステップ2で作成した資格証明別名を入力します。

  4. ターゲット・ビッグ・データ・デプロイメント・コンソールで、分散パスの結果として作成された受信パスの確認を行います。

    1. ターゲットのビッグ・データ・デプロイメント・コンソールで、「受信サービス」を選択します。

    2. パスの詳細を確認します。このパスは、前のステップで作成した分散パスの結果として作成されました。

タスク4: Replicatの追加および実行

  1. ターゲットのビッグ・データ・デプロイメント・コンソールのナビゲーション・メニューで、「Replicat」を選択します。

  2. 次の値を使用してReplicatを追加します:

    1. 「Replicat情報」ページの「Replicatタイプ」で、「クラシックReplicat」を選択し、プロセス名を入力して「次へ」を選択します。

    2. 「レプリケーション・オプション」ページで、次の手順を実行します。

      • 「名前」に、タスク2からトレイルの名前を入力します。

      • 「ドメイン」で、ドメインを選択します。

      • 「別名」で、タスク1で作成されたAzure Data Lake Storage接続を選択します。

      • 「チェックポイント表」で、ターゲット・デプロイメント用に作成したチェック・ポイント表を選択します。

    3. 「Replicatパラメータ」ページで、MAP *.*, TARGET *.*;を次のように置き換えます:

      MAP SRC_OCIGGLL.*, TARGET *.*;
    4. 「プロパティ」ページで、Azure Data Lake Storageのプロパティを構成します。

      • (必須) gg.eventhandler.abs.bucketMappingTemplate: Azure Data Lake Storage Containerの名前。コンテナが事前構成されている場合、静的コンテナ名を指定できます。Azure認証メソッド権限が指定されている場合は、OCI GoldenGateによる自動コンテナ作成にテンプレート・キーワードを使用できます。

      • (オプション) gg.handler.abs.format: 出力のフォーマット方法を選択します。JSONはデフォルト設定です。使用可能なオプションには次が含まれます:

  3. 「作成および実行」を選択します。

    「概要」ページに戻り、Replicatの詳細を確認できます。

タスク5: レプリケーションの確認

ソースAutonomous AI Transaction Processingインスタンスに対するいくつかの更新を実行して、Azure Data Lake Storageへのレプリケーションを確認します。

  1. Oracle Cloudコンソールで、ナビゲーション・メニューを開き、「Oracle AI Database」を選択し、「Autonomous AI Transaction Processing」を選択します。

  2. Autonomous AI Transaction Processingインスタンスのリストで、ソース・インスタンスを選択してその詳細を表示します。

  3. データベースの詳細ページで、「データベース・アクション」を選択します。

    ノート:通常は自動的にログインします。そうでない場合は、データベース資格証明を使用してログインします。

  4. データベース・アクション・ホームページで、「SQL」を選択します。

  5. ワークシートに次を入力し、「スクリプトの実行」を選択します。

    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1000,'Houston',20,743113);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1001,'Dallas',20,822416);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1002,'San Francisco',21,157574);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1003,'Los Angeles',21,743878);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1004,'San Diego',21,840689);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1005,'Chicago',23,616472);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1006,'Memphis',23,580075);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1007,'New York City',22,124434);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1008,'Boston',22,275581);
    Insert into SRC_OCIGGLL.SRC_CITY (CITY_ID,CITY,REGION_ID,POPULATION) values (1009,'Washington D.C.',22,688002);
  6. ソースATPデプロイメント・コンソールで、Extract名を選択し、「統計」を選択します。SRC_OCIGGLL.SRC_CITYに10の挿入があることを確認します。

  7. ターゲット・ビッグ・データOCI GoldenGateデプロイメント・コンソールで、Replicat名を選択し、「統計」を選択します。SRC_OCIGGLL.SRC_CITYに10の挿入があることを確認します。

  8. Oracle Cloudコンソールで、Oracle Object Storageバケットに移動し、その内容を確認します。

  9. Azureコンソールで、Azure BLOB Storageコンテナに移動し、その内容を確認します。

タスク6: プロセスのモニターおよびメンテナンス

  1. レプリケーションプロセスをモニターします

  2. トレイル・ファイルの管理