OCI cliを使用した表および索引の作成

コマンドライン・インタフェース(CLI)は、Oracle Cloud Infrastructure Consoleと同じコア機能を提供し、コンソールの機能を拡張できる追加コマンドを提供します。CLIは、GUIよりもコマンドラインを好む開発者やユーザーにとって便利です。

CLIは、コンソールでOracle Cloud Infrastructureのタスクを実行するために使用できる小さなフットプリント・ツールです。CLIには、コンソール機能を拡張するスクリプトを実行するコマンドがあります。CLIは、Oracle Cloud Infrastructure SDK for Python上に構築されます。PythonコードがOracle Cloud Infrastructure APIをコールして、様々なサービスのために実装された機能を提供します。これらは、HTTPSリクエストおよびレスポンスを使用するREST APIです。

oci-cliをインストールするには、クイックスタートを参照してください。

表および索引の作成

oci cliコマンドを使用して、nosql表にnosql表および索引を作成できます。

CLIの構成:次のようなオプション構成を使用して、CLI機能を拡張できます。CLIでは、CLI固有の構成のためのファイルの使用がサポートされています。次が可能です:
  • デフォルトのプロファイルを指定します。
  • コマンド・オプションのデフォルト値を設定します。コマンドラインで値を入力する必要はありません。
  • コマンドの別名を定義します。たとえば、listの別名として「ls」を使用します。
  • オプションの別名を定義します。たとえば、--availability-domainの別名として使用します。
  • --queryオプションに渡される名前付き問合せを定義します。

詳細は、CLIの構成を参照してください。

CLIの使用: CLIを使用して、Oracle Cloud Infrastructureにアクセスし、サービス関連のタスクを実行できます。CLIには、コマンドの自動完了とパラメータ情報および提案を提供する対話型モードがあります。詳細は、CLIの使用を参照してください。

表の作成: oci cliを使用して表を作成する例を次に示します。
vi baggageInfo.sql

CREATE TABLE IF NOT EXISTS stream_acct( 
acct_id INTEGER, 
profile_id LONG, 
profile_name STRING, 
account_expiry TIMESTAMP, 
acct_data JSON,  
PRIMARY KEY(acct_id) 
);

DDL_TABLE=$(cat baggageInfo.nosql)
echo $DDL_TABLE
oci nosql table create --compartment-id "$COMP_ID" \
--name stream_acct --ddl-statement "$DDL_TABLE" \
--is-auto-reclaimable false \
--table-limits="{\"maxReadUnits\": 50, \"maxStorageInGBs\": 25, \"maxWriteUnits\": 50 }" \
--wait-for-state SUCCEEDED --wait-for-state FAILED
索引の作成: oci cliを使用してnosql表に索引を作成する例を次に示します。
oci nosql index create --index-name "$IND_NAME" \
--table-name-or-id stream_acct --compartment-id $COMP_ID \
--keys "[  {  \"columnName\": \"profile_name\"}]" \
--wait-for-state SUCCEEDED --wait-for-state FAILED