Oracle Analyticsでのデータの確認

データがNoSQL表からADWのAutonomous Databaseにコピーされているかどうかを検証するステップ。

Oracle Autonomous Databaseでのデータの確認

Oracle NoSQL Database Analytics Integratorを実行して、NoSQL表からADWのAutonomous Databaseにデータをコピーした後、Oracle Cloudコンソールから次のステップを実行して、NoSQL表データが正しくコピーされたことを確認できます:
ディスプレイの左側にあるウィンドウの「ナビゲータ」タブで、最初に作成した表がデータベースに含まれている表のリストに表示されることを確認します。その場合は、「ワークシート*」ウィンドウからSQL問合せを実行します。
SELECT * FROM <table-name>;

「問合せ結果」ウィンドウの下に表示の中央下にあるウィンドウに、表の予期される内容が表示されていることを確認します。

Oracle Analyticsでのデータの確認

Oracle NoSQL Database Analytics IntegratorがNoSQL Cloud Serviceのサンプル表からAutonomous Data Warehouseで作成したデータベースの対応する表にデータを正常にコピーしたことを確認した後、Oracle Analyticsをそのデータベースに接続し、Oracle Analyticsがその表のデータにアクセスして分析できることを確認できます。次の項では、Oracle Analytics Desktopを使用して、これを実行する方法を示します。ただし、Oracle Analytics Cloudインスタンスにアクセスできる場合は、同様の関数を使用してデータを検証できる必要があります。

Oracle Analytics Desktopのダウンロード:

Oracle Analytics Desktopでは、ユーザー単位のデスクトップ・ダウンロードでスタンドアロン・データの探索およびビジュアライゼーションを提供します。Oracle Analytics Desktopは、複数のソースからサンプル・データを簡単に検索したり、ローカル・データセットの分析や調査を行うためのツールです。

Oracle Analytics Desktopは、ここからダウンロードできます。

環境でOracle Analyticsアプリケーションを実行した後、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを起動してAutonomous Data Warehouseでデータベースへの接続を作成し、Autonomous Data Warehouseでデータベースにアクセスできます。

Autonomous Data Warehouseでのデータベースへの接続の作成:

  • Oracle Analytics DesktopのGUIを開き、「作成」をクリックします。
  • 「接続」「Oracle Autonomous Data Warehouse」の順に選択します。



  • 表示されるポップアップ・ウィンドウで、次の情報を入力します。
    • 接続名: <name of the database>
    • クライアント資格証明: <path-to-wallet.zip>
    • ユーザー名: ADMIN
    • パスワード: <password-set-during-database-creation>


  • 「保存」をクリックします。

ノート:

クライアント資格証明の場合、ウォレットzipファイルへのパスを入力すると、ツールによってファイルcwallet.ssoが抽出され、入力した内容がそのファイルの名前に置き換えられます。最後に、「接続名」を入力すると、「接続名」に入力した内容に基づいて「サービス名」の値が自動的に入力されます。

Autonomous Data Warehouseでのデータベースへのアクセス

ADWでデータベースへの接続を作成した後、Oracle Analytics GUIからそのデータベースに接続できます。
  • 「データ」をクリックします。
  • 接続名のアイコンをクリックします。

  • ADMINをクリックします。
  • 表のリストを下にスクロールし、NoSQL Database Cloud Serviceからコピーした表を選択します。

  • 「データ・セットに追加」をクリックします。表示されるデータが期待どおりであることを確認します。

これで、Oracle Analyticsによって提供されるすべての機能を使用してデータを分析する準備ができました。