ROLLOVER
有効な対象
Extract
摘要
ROLLOVERパラメータでは、トレイル・ファイルをエージングし、新しいファイルの作成間隔を指定します。ROLLOVERはグローバル・パラメータで、パラメータ・ファイルのRMTTRAILまたはRMTFILE文で定義されているすべてのトレイルに適用されます。
ROLLOVERを使用して、特定の期間を表す(たとえば、各日)トレイル・ファイルを作成します。これにより、継続処理を促進し、出力を体系化する手段を提供します。また、1つのファイルを非アクティブ化し、次の実行用に新しいファイルを作成することにより、バッチ実行を体系化する手段を提供します。
ファイルは、トランザクションの途中でなく、トランザクションとトランザクションの間でロールオーバーされるので、データの整合性が確保されます。ファイルがロールオーバーされるときにチェックポイントが作成されるため、処理の際に以前のファイルは不要になります。
ロールオーバーは、実行中にロールオーバーの条件が満たされた場合にのみ行われます。たとえば、ROLLOVER ON TUESDAYが指定され、データ抽出が火曜日に開始される場合、(より詳しいROLLOVERルールが指定されていないかぎり)ロールオーバーは次の火曜日まで行われません。最大30のロールオーバー・ルールを指定できます。
ソースでDB_UNIQUE_NAMEパラメータが変更された場合、ロールオーバーが必要です。その理由は、このパラメータを変更するには、インスタンス自体を停止して再起動する必要があるためです。再起動後、Extractは既存のロールオーバー・ロジックに従って新しいトレイル・ファイルを順番に開始します。分散パスやReplicatなどの他のプロセスが、DB_UNIQUE_NAMEパラメータの変更後に異常終了したり再起動する必要はありません。
ソースのDbUniqueNameトークンの値が変更されると、データ・ポンプおよび分散サービスは、トレイル・ヘッダーの一意の名前の正しい値を維持するために、次のトレイル・ファイルにロールオーバーします。
ATまたはONのいずれかのオプションを指定する必要があります。両方のオプションを一緒に、任意の順番で使用できます。ATのみでONを指定しない場合、指定した時刻に毎日新しいトレイル・ファイルが作成されます。
トレイルの順序番号は000001から9999999まで増えることが可能で、順序番号は000000から再開始します。
デフォルト
デフォルトのファイル・サイズに到達したときか、ADD RMTTRAILまたはADD EXTTRAILコマンドのMEGABYTESオプションで指定されているサイズに到達したときにロールオーバーする。
構文
ROLLOVER {AT *<hh>:<mi>* | ON <day> | AT *<hh>:<mi>* ON <day>} [REPORT]
AT <hh:mi>
ファイルをエージングする時刻。
有効な値:
-
hhは24時間表記の時間で、1から23までの値が有効です。 -
miは00から59までの値を受け付けます。
ON <day>
ファイルをエージングする曜日。
有効な値:
SUNDAY
MONDAY
TUESDAY
WEDNESDAY
THURSDAY
FRIDAY
SATURDAY
この値では大/小文字は区別されません。
REPORT
前回のレポート生成以降に各表から抽出されたレコード数についてのレポートが生成されます。このレポートは、REPORTパラメータによって他のレポートが生成されないかぎり、対応するトレイルにレコード出力数を示します。
例
例1
次に、トレイルを毎日午後3:00にエージングする例を示します。
ROLLOVER AT 15:00
例2
次に、トレイルを毎週日曜日午前8:00にエージングする例を示します。
ROLLOVER AT 08:00 ON SUNDAY