シノニムの作成および管理
シノニムは、別のスキーマ・オブジェクトの別名です。シノニムを使用する理由は、セキュリティ(オブジェクトの所有者や場所を隠す場合など)や利便性です。
次に利便性の例をあげます。
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ACME_CO.SALES_DATAなどの長いオブジェクト名に短いシノニム(SALESなど)を使用する -
名前変更されたオブジェクトのオブジェクト名が使用されているアプリケーション全体でオブジェクト名を変更するかわりに、そのシノニムを使用する
たとえば、アプリケーションで
DEPARTMENTSという名前の表が使用されており、名前がDIVISIONSに変更された場合に、その表に対してDEPARTMENTSというシノニムを作成し、引き続き元の名前で参照することができます。
関連項目:シノニムの一般情報は、『Oracle Database概要』を参照してください。
シノニムの作成
シノニムを作成するには、SQL Developerツールの「データベース・シノニムの作成」またはDDL文のCREATE SYNONYMを使用します。
次のチュートリアルでは、データベース・シノニムの作成ツールを使用して、EMPLOYEES表のためのシノニムEMPを作成する方法を示します。対応するDDL文は次のとおりです。
CREATE SYNONYM EMPL FOR EMPLOYEES;
データベース・シノニムの作成ツールを使用してシノニムEMPを作成するには:
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「接続」フレームのhr_connを開きます。
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スキーマ・オブジェクト・タイプのリスト内で、「シノニム」を右クリックします
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選択肢のリストで、「新規シノニム」をクリックします。
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「新規シノニム」ウィンドウで、次の手順を実行します。
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「シノニム名」フィールドに
EMPLと入力します。 -
「オブジェクト所有者」フィールドで、メニューから「HR」を選択します。
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「オブジェクト名」フィールドで、メニューから「EMPLOYEES」を選択します。
シノニムは、特定のスキーマ・オブジェクトを参照します。この場合、表EMPLOYEESです。
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「適用」をクリックします。
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「確認」ウィンドウで、「OK」をクリックします。
シノニムEMPLが作成されます。これを表示するには、「接続」フレームで「シノニム」を展開します。これによって、EMPLOYEESのかわりにEMPLを使用できるようになります。
関連項目: CREATE SYNONYM文の詳細は、Oracle Database SQL言語リファレンスを参照してください。
シノニムの削除
シノニムを削除するには、SQL Developerの「接続」フレームと削除ツールまたはDDL文のDROP SYNONYMを使用します。
この文は、シノニムEMPを削除します。
DROP SYNONYM EMP;
「削除」ツールを使用してシノニムを削除するには:
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「接続」フレーム内で、hr_connを展開します。
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スキーマ・オブジェクト・タイプのリスト内で、「シノニム」を展開します
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シノニムのリストで、削除するシノニムの名前を右クリックします。
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選択肢のリストで、「削除」をクリックします。
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削除ウィンドウで、「適用」をクリックします。
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「確認」ウィンドウで、「OK」をクリックします。
関連項目: DROP SYNONYM文の詳細は、Oracle Database SQL言語リファレンスを参照してください。