サンプル・スキーマの概要

製品マニュアル、教育用ソフトウェア、ソフトウェア開発およびアプリケーションのデモには、サンプル・データベース・スキーマを使用できます。

サンプル・スキーマについて

サンプル・データベース・スキーマは、Oracle AI Databaseの各リリースにおける例を共通化するプラットフォームです。サンプル・スキーマは、連結されたデータベース・スキーマのセットです。このセットでは、複雑さに次のように対処しています:

次のスキーマは更新されなくなりましたが、引き続き使用できます:

ノート: Business Intelligence (bi)、Information Exchange (ix)およびShipping (qs)スキーマは使用できなくなりました。

サンプル・スキーマの設計方針

サンプル・データベース・スキーマは、次の設計方針に基づいて作成されました:

サンプル・スキーマにより提供される利点

サンプル・スキーマにより提供される利点には、次のものがあります。

サンプル・スキーマの概要

Oracle AI Databaseサンプル・スキーマは、様々なチャネルを介して商品を販売する架空のサンプル会社に基づいています。この会社は、製品の注文を履行するために世界中で業務を行っています。いくつかの部門が存在し、そのそれぞれはサンプル・データベース・スキーマで表されます。

HRサンプル・スキーマ

人事(Human Resources)部門では、会社の従業員と施設に関する情報を管理しています。Human Resource (hr)レコードには、従業員ごとに識別番号、電子メール・アドレス、職種識別コード、給料および管理者が含まれています。給与の他に、コミッションを得ている従業員にもいます。

また、この企業は、組織内の職種に関する情報も追跡します。各ジョブには、識別コード、役職、その役職の最低および最高給与範囲があります。長期間会社に在籍しており、社内で様々な役職を経験している従業員の中には、複数の役割を担当している人 もいます。従業員が退職すると、その従業員が勤務していた期間、職種識別番号および部門が記録されます。

サンプルになっているこの企業は幅広い地域に展開しているため、倉庫と部門の場所を追跡します。各従業員は、部署に配属されており、各部署は、一意の部署番号または短縮名のいずれかで識別されます。各部門は1つの場所に関連付けられており、各場所には通りの名称、郵便番号、都市、州または県、国コードが含まれる完全な住所が存在します。

部署と倉庫がある場所について、企業は、国名、通貨記号、通貨名、およびその国が地理的にどの地域にあるのか、といった詳細を記録しています。

COサンプル・スキーマ

顧客オーダー(Customer Orders)部門は、顧客、製品、店舗および注文のデータを追跡します。Customer Orders (co)スキーマは、小売アプリケーションで行われたトランザクションの詳細を記録します。

coスキーマでは、JSONサポートなどの機能が強調されています。

この会社では、products表に保持される様々な製品を販売しています。各製品には、一意の識別番号、名前、価格、JSONオブジェクトに格納される詳細、および製品イメージの詳細があります。

顧客が発注した注文は、注文識別番号、注文が発注された日時、顧客の詳細、注文ステータスおよび店舗情報を使用してorders表で追跡されます。

特定の注文の製品の詳細は、注文識別番号を使用してorder_items表でも追跡されます。製品の詳細、購入時の価格、数量および出荷が記録されます。

注文した顧客の情報はcustomers表で追跡されます。各顧客には、オーダーのやり取りに使用される識別番号、名前および電子メール・アドレスが含まれます。

顧客は、店舗で製品を購入するか、会社のWebサイトを介してオンラインで購入できます。すべての店舗の情報と、それらに対応する物理的アドレスおよび仮想アドレスはstores表で追跡されます。店舗情報は注文詳細にも記録されます。

搬送先住所、顧客詳細、店舗情報、出荷ステータスなど注文の出荷詳細は、shipments表に格納されます。

inventory表には、各店舗で使用可能な数量など、各製品の詳細が格納されます。

SHサンプル・スキーマ

販売(Sales)部門では、ビジネス上の判断に役立つ事業統計を管理しています。サンプルの会社では、大規模な事業を行っているため、意思決定支援のために事業統計レポートを作成します。これらのレポートの多くは、時間ベースで作成され蓄積されます。つまり、過去のデータ傾向を分析します。データをデータ・ウェアハウスにロードして、これらのレポート用の統計を定期的に収集します。これらのレポートでは、年、四半期、月、週ごとの売上げが製品別に表示されます。これらのレポートは、スキーマSales History (sh)を使用して格納されます。

また、販売が行われる流通チャネルのレポートも出力します。製品に対して特別な販促活動を実施する場合は、販売促進の効果を分析します。また、地域ごとの売上も分析します。

OEサンプル・スキーマ

ノート: oeスキーマは更新されなくなりましたが、引き続き使用できます。

この会社は、コンピュータのハードウェアとソフトウェア、音楽、衣類、工具など様々な製品を販売しています。会社は、製品の識別番号、製品の分類、オーダー入力(oe)、重量グループ(出荷のため)、次の製品に関する情報を管理しています。該当する場合は保証期間、サプライヤ、製品の可用性ステータス、定価、製品が販売される最低価格、製造元のURLアドレス。また、在庫がある倉庫、在庫数などすべての製品に対する在庫情報も記録されます。世界中で製品が販売されているため、この会社は複数の言語で製品名と製品についての説明書を管理しています。

同社は、顧客のニーズに応えるために、複数の地域に倉庫を施設に設置しています。各倉庫には、倉庫識別番号、倉庫名、施設の説明および地域識別番号があります。

また、顧客情報も記録されています。各顧客には、識別番号があります。顧客レコードには、顧客の名前、町名、都市または県、国、電話番号(顧客ごとに最大5つまで)および郵便番号があります。インターネット経由で注文する顧客もいるため、電子メール・アドレスも記録されています。顧客は様々な言語を使用しているため、会社は顧客ごとに使用するネイティブ言語と地域を記録します。

また、顧客には一度に購入できる製品の総量を制限する与信限度額が設定されます。顧客が任命されている顧客の場合は、この情報も記録されます。

顧客が発注すると、会社は受注日、受注状況、受注状況、出荷モード、受注合計額および営業担当者を追跡します。営業担当者は、顧客のアカウント・マネージャと同一人物とはかぎりません。インターネット経由で受注した場合、営業担当者は記録されません。受注情報の他にも、受注した品目の数量、単価および製品も記録します。

また、oeスキーマには、XMLの注文書も含まれます。これらのドキュメントにアクセスするには、SQLを使用してpurchaseorder表を問い合せるか、パブリック・ビューRESOURCE_VIEWおよびPATH_VIEWを問い合せます。

OCサンプル・スキーマ

ノート: ocスキーマは更新されなくなりましたが、引き続き使用できます。

データベース・スキーマoeのオンライン・カタログ(oc)サブスキーマは、オンライン・カタログ・マーチャンディージング・シナリオに対応する単一のスキーマです。ocでは、スキーマoeと同じ顧客と製品が適切に使用されますが、サブスキーマocでは、親カテゴリとサブカテゴリの階層に製品を編成します。この階層はEコマース・ポータル・サイトの構成に即しており、ユーザーは専門性の高い製品カテゴリをドリルダウンして特定の製品に移動します。

PMサンプル・スキーマ

ノート: pmスキーマは更新されなくなりましたが、引き続き使用できます。

この会社では、製品に関する印刷情報がデータベースに保管されています。Product Media(pm)スキーマは、このような情報を格納するために使用します。それらの情報の例は、次のとおりです。