インスタンス・ライフサイクル操作の管理
インスタンスをプロビジョニングしたら、ブロックチェーン・プラットフォーム・マネージャで管理できます。
インスタンスの詳細の表示
Blockchain Platform Managerでインスタンス名をクリックすると、インスタンス・タブが開き、インスタンスの詳細が表示されます。
「インスタンスの詳細」ページには、インスタンスのヘルス、ネームスペースおよびドメイン名などの情報がリストされます。
インスタンスはアクション・メニューから管理できます。また、ブロックチェーン・ネットワークを管理するためにOracle Blockchain Platformサービス・コンソールを起動することもできます。
インスタンス・アクティビティの表示
アクティビティ・ページには、インスタンスに対して実行された操作のステータスが表示されます。
インスタンスのアクティビティを表示するには、インスタンス名を選択し、インスタンス・ページでアクティビティをクリックします。
このタブには、インスタンスに対して実行された操作(起動、停止、更新など)、それが成功したかどうか、操作の時間、および操作を開始したユーザーIDがリストされます。
「アクティビティ」ページでは、Blockchain Platform Managerによって管理されているすべてのインスタンスのアクティビティを表示およびフィルタできます。アクティビティ・ページでは、削除されたインスタンスを含む、すべてのインスタンスに対して実行された操作の履歴を表示できます。これらのアクティビティは、インスタンス名、操作タイプ、日付範囲などの様々な検索基準でフィルタできます。
インスタンスの起動または停止
Blockchain Platform Managerでインスタンスを起動または停止できます。
- Blockchain Platform Managerでインスタンスを見つけてその横にあるメニューを選択します。
- 「起動」または「停止」を選択します。選択内容の確認を求めるプロンプトが表示されます。
インスタンスの削除
Blockchain Platform Managerでインスタンスを削除できます。
- Blockchain Platform Managerを開き、インスタンスを見つけます。
- インスタンスの横にあるメニューから、終了を選択します。
- アクションを確認するよう求められます。「確認」をクリックします。
インスタンスのスケール・インまたはスケール・アウト
Blockchain Platform Managerでインスタンスをスケール・インまたはスケール・アウトできます。
スケール・アウト
インスタンスをスケール・アウトするには、レプリカを増やすか、ピアまたはオーダラを作成します。
- Blockchain Platform Managerで、インスタンスの詳細ページの「アクション」メニューを開き、スケール・アウトをクリックします。
- 次のいずれかの方法を使用してスケール・アウトできます:
- 新規レプリカ: 追加ノードを追加します(RESTプロキシまたはCA)。
- 新規ピア: ピアを一度に1つずつ追加します。
- 新規オーダラ: オーダラを追加します。
スケール・イン
ピアを削除してインスタンスをスケール・インできます。
- ほかのすべてのピアのゴシップ・ブートストラップ・アドレス・リストを確認し、ピア・アドレスを削除し、必要に応じて実行中の別のピアのアドレスを追加します。ピア構成を変更したら、ピアを再起動します。
- 必要に応じて、すべてのチャネルのアンカー・ピア・リストを確認し、アンカー・ピア・リストからピアを削除し、実行中の別のピアをアンカー・ピア・リストに追加します。
- チャネルまたはチェーンコードがこのピアにのみ参加またはインストールされている場合は、実行中の別のピアを使用して同じチャネルに参加し、同じチェーンコードをインストールすることを検討します。
- Blockchain Platform Managerで、インスタンスの詳細ページの「アクション」メニューを開き、スケール・インをクリックします。
- 削除するピアを選択します。