レポートのスケジュールについて
選択したレポートが自動的に実行されるように、Oracle Clinical One Platformでスケジュールを構成できます。
レポートのスケジュール方法を学習するには、レポートのスケジュールを参照してください。
スケジュール可能なレポート
- サブジェクト・データ抽出
- サブジェクト・データ
- Kit Chain of Custody (非盲検)
- Kit Chain of Custody (盲検)
- サブジェクト・イベント
- 被験者訪問(盲検解除)
- 被験者訪問(盲検)
必要な権限
「実行するレポートのスケジュール」権限を含むロールに割り当てられたユーザーは、「レポート」タブの「レポートのスケジュール」サイド・パネルにアクセスできます。
主な機能
- トライアルごとに、1日当たり最大7つのレポートの実行をスケジュールできます。
- 作成したスケジュールは、「レポート」タブの「レポートのスケジュール」サイド・パネルに表示されます。スケジュールされたレポートは、必要に応じて簡単に有効化、無効化および編集できます。
- スケジュール済レポートの最終実行日は、「レポート」タブの「レポートのスケジュール」サイド・パネルに表示されます。
注意:
スケジュールされた実行間でレポートを手動で実行すると、手動実行日が最終実行日として表示されます。 - スケジュールされたレポートが実行されると、スケジュールを作成したユーザーがまだレポートを生成および表示する権限を持っていることが検証されます。権限が取り消された場合、レポートは失敗し、「レポートのスケジュール」サイド・パネルで無効としてマークされます。
- レポート出力は、Oracle sFTPサーバーに配信するか、ユーザー・インタフェースの「レポート」タブの「レポートのダウンロード」サイド・パネルからダウンロードできます。
注意:
Oracle sFTPに配信されたレポート出力は、30日後に削除されます。
sFTP配信の要件
出力をOracle sFTPサーバーに配信するレポート用に、個別のsFTPフォルダが作成されます。個別のフォルダを使用すると、ブラインド解除データを含むフォルダへの不正アクセスが発生しません。これらのフォルダを作成するための処理は必要ありません。
次のステップに従って、自分および他のユーザーに任意のレポート・フォルダへのアクセス権を取得します。
注意:
これらのリクエストは、レポートを初めて実行した後にのみ作成します。これにより、sFTPパスおよびフォルダ構造を作成できます。- Oracle Health Sciences Support Cloudにログインして、変更リクエスト(CR)を作成します。
- 右上隅の「リクエストの作成」で「変更リクエスト」を選択します。
- 「アプリケーションの保守」タイルをクリックします。
- 「ユーザー・アクセスのリクエスト」タイルをクリックします。
- 必須フィールドに入力します。
- (重要)次の例に示す詳細を使用して、sFTPパス・アイテムに適用可能なsFTPパスを入力します。
注意:
変更要求の作成について質問がある場合は、Customer Success Manager (CSM)またはOracle Project Managerにお問い合せください。
デフォルトのsFTPパス形式: /<ShortOrgId>.clinicalone/report/<clinicalone-aeまたはclinicalone>/<StudyName>/<ReportName>/<BlindedまたはUnblinded>/<テストまたは承認済またはトレーニング>/
例: /cust1.clinicalone/report/clinicalone/abc123/Subject訪問/盲検/テスト/
スケジュールを作成したユーザーに送信される通知
- スケジュール済レポート失敗通知。
- スケジュール済レポートのsFTP失敗通知。
- スケジュール済レポートのsFTP成功通知。
親トピック: Standardレポート