Oracle Clinical One Analyticsデータセットに含まれる将来およびスキップされたビジットおよびフォーム・データ

まだ開始されていない(将来の)ビジットおよびフォームのデータがOracle Clinical One Analyticsデータセットに含まれるようになり、データ・マネージャーは、完了したビジットとともに将来のビジットおよびスキップされたビジットを表示したり、まだ開始されていないビジットおよび症例のジャーニーで収集されるデータの分析を実行できます。

データ・マネージャは、まだ開始されていないビジットを含むカスタム・レポートを作成できるようになりました。フォームdata.Thisには、スキップされた将来のビジットとスケジュールされた将来のビジット、添付されているすべてのフォーム、およびその他の開始されていないフォームが含まれます。この機能改善により、次のことができるようになりました。

• 症例のスキップされたすべてのビジットを表示するレポートを作成します。
• 症例について収集されるすべての欠落フォームおよび保留データを表示するレポートを作成します。
• サイトで一定期間に収集されるデータの量を予測します。
• 症例のフォームを開始する時期のスケジュールを作成します。

ノート:

動的ビジットとフォーム、およびサイクル・ビジットは、症例のスケジュールの一部としてビジットまたはフォームの作成を引き起こすイベントが発生するまで含まれません。これにより、予測されるデータと実際のデータに差異が生じる可能性があります。

次のデータセットは、欠落しているビジット・データを含むように更新されました:

• 盲検症例イベント・データ・セット
• 盲検解除済症例イベント・データ・セット
• サブジェクト・フォーム・データセット

この機能拡張は、これらの各データセットを介してすでに使用可能なデータへの未開始のビジット・データの追加を表します。新しいフォルダまたはデータ要素は追加されませんでした。また、これらのデータセットを使用して作成した以前のすべてのレポートおよびビジュアライゼーションは引き続き使用可能であり、再作成および保守が可能です。完了したビジットに関連付けられたデータと将来のビジットまたはスキップされたビジットに関連付けられたデータを区別するために、ステータスでビジットをフィルタできます。詳細は、Analyticsユーザー・ガイドを参照してください。