ライブラリスタディの拡張

ライブラリ・ユーザーは、ライブラリ・スタディ用に実装された新しい一連の拡張機能を使用して、作業をよりコラボレーティブかつ高速にできるようになりました。

ユーザー管理者またはグローバル・ユーザー・マネージャとして、この新機能を適用するには、ユーザーに既存の権限「試験デザインの表示」が割り当てられている必要があることに注意してください。

試験設計者でもライブラリ・ユーザーでも、次のような新機能があります。

• 「ホーム」ページには、試験をライブラリにコピーするための新しいオプションがあります。これにより、ライブラリ・スタディ設計をより迅速に開始できます。逆に、ライブラリ・スタディ全体をProductionにコピーすることもできます。試験をコピーするように選択すると、「試験のコピー」ダイアログが表示されます。そこには、試験を本番用にコピーするか、ライブラリ用にコピーするかを選択するオプションが表示されます。
• 試験のコピーに失敗すると、コピーできなかった試験の横のホーム・ページに警告が表示されます。さらに、コピーされたすべてのスタディ(ライブスタディまたはライブラリスタディ)は、アクションを実行したユーザーのユーザー名を示します。
• ライブラリの「Used in Studies」セクションでは、本番またはほかのライブラリスタディでライブラリオブジェクトがどのように使用されているかを確認できます。
• ライブラリ・スタディを作業するときに、同僚のライブラリ・ユーザーまたはデザイナとより適切にコラボレーションできるようになりました。新しいコメント機能を使用すると、互いにコメントを残したり、すべてをスレッド別に整理したり、コメントをソートしたり、コメントを検索したり、解決したりできます。
• 試験デザイン・モードとテスト・モードの両方でコメントを残したり、コメントに返信したりできます。また、特定のコメントでタグ付けされるたびに電子メール通知を受け取ります。

これらの新しいライブラリの拡張機能の詳細は、リリース評価環境(RAE)のアップグレード後のスポンサおよびCROユーザー・ガイドを参照してください。