症例データ分析ダッシュボードで患者のデータを分析

スポンサ・ユーザーは、臨床試験のさまざまな段階を通じて、患者のジャーニーに関するより多くのインサイトを収集できるようになりました。

ヒント:

ライブ・スタディ(およびすでにOracle Clinical One Analyticsを使用している)で作業している場合でも、新しいスタディで作業している場合でも、分析の作業を開始している場合でも、Oracleの担当窓口に連絡して、サブジェクト・データ分析ダッシュボードの詳細を確認してください。

研究を通して患者のデータを分析することは決して容易ではありませんでした。Oracle Clinical One Analyticsで使用可能な症例データ分析ダッシュボード・テンプレートを使用して、臨床試験の様々な段階で患者の関連パラメータを監督できるようになりました。このダッシュボードは、健全な医療上の意思決定、被験者の安全性の向上、および試験データの品質向上に役立ちます。

ダッシュボードを最初から作成する必要がなく、ニーズに合わせてカスタマイズできるように、このテンプレートを使用できることに注意してください。テンプレートをダウンロードし、再インポートし、フィルタを調整し、データを微調整するだけです。詳細は、「テンプレートのカスタマイズ」を参照してください。

この新機能を使用する前に

事前定義された各ダッシュボードは、Oracle Clinical One Analyticsの既存のデータセットを活用して構築されます。このため、対応するダッシュボードでデータを表示するには、それぞれのデータセットへのアクセス権が必要です。症例データ分析ダッシュボードを使用するには、次のデータセットへのアクセス権が必要です:
  • 件名フォーム・アイテム・データセット
  • Subjectデータセット

スポンサ・ユーザーの詳細

Oracle Clinical One Analyticsの「症例データ分析」ダッシュボードでは、複数の既存のデータセットのデータ要素を組み合せることで、既存の機能を利用します。このダッシュボードの主な特徴は、被験者の人口統計、イベントのスケジュール、各有害事象の重症度および同調薬、および研究室データおよびその他の被験者の活力の表示で構成されています。主な機能のこの組合せを使用すると、様々なユースケースでサブジェクト・データ分析ダッシュボードを使用できます。
  • 民族、年齢、性別など、サブジェクトの重要なデータを特定するため。
  • 患者の研究旅行の進捗状況を監視すること。
  • 有害事象の発生、その持続期間、および治療中に投与された併用薬を検出すること。
  • 被験者の投薬期間中のラボ試験結果の概要を取得します。

リリース評価環境(RAE)のアップグレード後に、アナリティクス・ユーザー・ガイドで詳細を確認できます。