値の重複チェック

繰返しフォームの重複データをチェックします。

ルールの説明:フォローアップ'RECIST Evaluation Number'の重複をTARGETフォームに記録しません。

ルール式

if(FindDuplicateRepeatingForm(TLFEVAL)) 
{
 return false;                   //System sends query when return false condition is met
} 
else 
{
 return true;
}

問合せメッセージ:重複したRECIST評価番号が記録されました。確認して修正してください。

TLFEVAL社

ルール摘要のRECIST Evaluation Numberに対応します。

FindDuplicateRepeatingForm( )

パラメータとして渡された検索キーの繰返しフォーム内の重複データを検出するヘルパー関数(TLFEVAL)

注意:

これは集計関数です。ターゲットが繰返しフォームにある場合、ルールはフォーム・インスタンスごとに実行されます。

戻り値

ブール

trueまたはfalseのいずれかを返します。return false条件が満たされると、問合せが呼び出されます。

使用方法のヒント

これは、アイテムが選択コントロールでない場合に使用します。

検証ステップ

1. テスト用のサブジェクトを使用して、確認する項目を含む特定の訪問およびフォームに移動します。この例では、指定された繰返しフォーム・インスタンスのRECIST評価番号<TLFEVAL>です。
2. 次の表のようにフォーム・アイテムTLFEVALを更新し、結果がリストどおりであることを確認します。

   ステップ	ノート	結果
   a。 最初の繰返しフォーム(1RF)インスタンスで、TLFEVALアイテムを値1として入力します(入力値はアイテム・タイプ(テキスト/日付/番号など)。	1つの繰返しフォーム インスタンスのみ。	問合せがありません。
   b。 2番目の繰返しフォーム(2RF)インスタンスに移動し、TLFEVALアイテムを値1として入力します(前のステップと同じ)。	1RFおよび2RFでの値の照合: 1RF - 値1 2RF -値1	1RFおよび2RFで問い合せます。
   c。 2RFインスタンスのTLFEVALアイテムを値2として更新します(値1とは異なります)。	1RFと2RFの異なる値: 1RF - 値1 2RF -値2	問合せなし。
   d。 1RFインスタンスのTLFEVALアイテムを値2として更新します(前のステップと同じ)。	1RFおよび2RFでの値の照合: 1RF - 値2 2RF -値2	1RFおよび2RFで問い合せます。
   e。 2RFのTLFEVALアイテムをクリアします。	1RFと2RFの異なる値: 1RF - 値2 2RF -Null	問合せなし。
   f。 2RFのTLFEVALアイテムを値3として入力します(前述のエンターテイメントとは異なります)。	1RFと2RFの異なる値: 1RF - 値2 2RF -値3	問合せなし。
   g。 3番目の繰返しフォーム(3RF)インスタンスに移動し、TLFEVALアイテムを値2として入力します。	1RFおよび3RFでの値の照合: 1RF - 値2 2RF -値3 3RF - 値2	1RFおよび3RFで問い合せます。 2RFに問合せがありません。
   h。 3RFのTLFEVALアイテムを値1として更新します。	1RF、2RF、3RFのさまざまな値: 1RF - 値2 2RF -値3 3RF - 値1	問合せなし。
   i。 3RFのTLFEVAL項目を値3として更新します。	2RFと3RFの値のマッチング: 1RF - 値2 2RF -値3 3RF - 値3	2RFおよび3RFで問い合せます。 1RFに問合せがありません。
   j。 2RFインスタンスを削除します。	1RFと3RFに異なる値があり、2RFは存在しません。 1RF - 値2 3RF - 値3	問合せなし。

注意:

フォームが複数の訪問に存在する場合は、前述のステップを繰り返します。

その他の例

例4-27同じ開始日を持つ複数のAE用語が存在する場合は、問合せを発行します。

if(FindDuplicateRepeatingForm(aetrm,onstdt)) {
  return false;
} else {
  return true;
}

問合せメッセージ:同じ開始日の有害事象用語が複数回レポートされます。修正してください。