findDuplicate2SFormWithinRange( )

フラット・セクションまたは繰返しセクション内で、同じ日付範囲内の特定のアイテムの2セクション・フォーム・インスタンス間で重複データを検出します。データは、指定された検索キーまたは日付範囲で重複するアイテム値を持つフォームIDによって識別されます。ルール・ターゲットは、対応する繰返しセクション項目にある必要があります。

この関数の場合:

  • ドロップダウン、ラジオ・ボタンまたはチェックボックス値は、ファンクション・パラメータまたはターゲットとして使用できません。
  • 変数が部分的な日付を保持するように設計されている場合は、そのパラメータの値を同じ部分的な日付書式で指定する必要があります。
  • レコードに必要な日付のデータが入力されていない場合、レコードは比較のためにスキップされます。

最初の2つのパラメータは常に日付範囲である必要があります。追加の検索キーを指定できます。

注意:

これは集計関数です。ルールは、ターゲットが2セクション・フォームの繰返しセクションにある場合に、インスタンスごとに実行されます。

構文

findDuplicate2SFormWithinRange(formInstance,'startDateVariable','endDateVariable','variable1',...)

パラメータ

ノート:

この関数に渡された変数は、ルール式内の他の場所でも再使用できますが、一重引用符を使用して変数をパラメータとして追加する必要があります。
formInstance
重複を検索する2セクション・フォーム・インスタンスを決定します。
  • フラット・セクションのnullおよび変数では、すべてのフォーム・インスタンスにわたってフラット・セクションで重複を検索します。
  • 表セクションのnullおよび変数の場合、すべてのフォーム・インスタンスのすべての表の行で重複を検索します。
  • formInstance値を指定すると、指定したインスタンスのすべての表の行にわたって検索が実行されます。
startDateVariable

(必須)繰返しフォームの日付項目。変数定義に従って、このフィールドで選択した日付は日付範囲の下限として取得されます。

endDateVariable

(必須)繰返しフォームの日付項目。変数定義に従って、このフィールドで選択した日付は、日付範囲の上限として取得されます。

変数

(オプション)検索する追加アイテム変数。

戻り値

重複値が見つかった場合は trueを返し、重複値が見つからない場合は falseを返します。

例3-62すべての2セクション・フォーム・インスタンスに同じ開始日付範囲および症状値内にインスタンスが存在するかどうかを確認します。

// Given 5 repeating form instances with items "onsetStartDate", "onsetEndDate and "Symptom"
if (findDuplicate2SFormWithinRange(null,'itmOnsetDateStart','itmOnsetDateEnd','itmSymptom') === true) {
  return false;
} else {
  return true;
}
 
// Fires a query if more than 1 repeating instance in a two-section form is found within the same date range and with the same symptom.
//
// Note: If any repeating instance of the two-section form has a null start or end date then the system assumes a date in order to successfully
// perform the date range overlap check. If the start date is null then the system assumes it to be 01 Jan 0001 and if the
// end date is null then it is assumed to be 01 Dec 3099.