Oracle Base Database Serviceでの開発者のためのベース・データベース・サービスの構成

はじめに

ユーザーは、Base Database Service for Developersを構成できるようになりました。この機能により、ベース・データベース・サービスのユーザーは、コストのかからないOracle Databaseライセンスを使用してアプリケーションを開発できます。ユーザーは、Enterprise Edition-Developer DB Systemをプロビジョニングでき、インフラストラクチャのコストに対してのみ支払います。

Base Database Service–Developerは、アプリケーションの開発のみを目的としており、開発者DB Systemで本番ワークロードを実行できないように制限されます。制限は、PDB当たりのスレッド数、PDB当たりのメモリー量、PDB当たりのデータベースのサイズおよびPDB当たりのセッション数に配置されます。RACやData Guardなどの高度なデータベース機能は使用できません。

サポートを提供しない開発者を対象とした他の無償の代替手段とは異なり、Base Database Service for Developersは、技術的な問題または一般的なガイダンスとして申請されたSRをOracle Supportから支援しています。

目的

タスク1: Oracle Base Database ServiceでのEnterprise Edition-Developer DB Systemの作成

Enterprise Edition–Developer DB Systemを作成するには、標準のDB Systemと同じステップに従います。

  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「Oracle Database」で、「Oracle Base Database Service」をクリックします。

    図navigate-oci-console.pngの説明

  2. 「DBシステム」ページで、「DBシステムの作成」をクリックします。

    画像create-db-system.pngの説明

  3. 「DB Systemの作成」ページで、DB Systemの場合と同様に、すべての必須フィールドに入力します。DB System名コンパートメントおよび可用性ドメインを指定します。

    Oracle Databaseソフトウェア・エディションの場合は、「Enterprise Edition Developer」を選択します。

    図select-basedb-developers.pngの説明

    ノート:シェイプはデフォルトでVM.Standard.A1に設定されます。フレックス(アンペア)。Base Database Service for Developersは、現在、A1シェイプでのみ使用できます。

    デフォルトの図shape.pngの説明

  4. 「DB Systemの作成」ページの残りの必須フィールドに入力します。お客様は、DBシステムの単一ノード数に制限されるものとし、License Includedライセンス・タイプのみが使用可能です。

    画像select-license-type.pngの説明

  5. 終了したら、「作成」をクリックします。

    画像click-create.pngの説明

    「DB Systems」ページが表示されます。作成プロセスの実行中に、DB Systemのライフサイクル状態には「プロビジョニング中」と表示されます。

    画像provisioning-status.pngの説明

    DB Systemの作成プロセスが完了すると、DB Systemの状態が「使用可能」に変わります。

    画像available-status.pngの説明

    DBシステム情報の「一般情報」セクションには、構成されたOracle Databaseソフトウェア・エディション(この場合はEnterprise Edition開発者)が表示されます。

確認

その他の学習リソース

docs.oracle.com/learnで他のラボを確認するか、Oracle Learning YouTubeチャネルで無料のラーニング・コンテンツにアクセスしてください。また、education.oracle.com/learning-explorerにアクセスして、Oracle Learning Explorerになります。

製品ドキュメントについては、Oracle Help Centerを参照してください。