Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructureのプラガブル・データベース(PDB)スナップショットの作成

はじめに

ユーザーは、Exascaleインフラストラクチャ上のExadata Database Serviceのプラガブル・データベース(PDB)スナップショットを作成できるようになりました。Exascaleインフラストラクチャ上のExadata Database ServiceでOracle Database 23aiを使用する場合、将来使用するためにPDBレベルでポイントインタイム・スナップショットを作成できるようになりました。スナップショットは、後で開発およびテスト環境を効率的に容易にしたり、PDBデータのポイントインタイム・ビューを効率的に提供するために使用できます。これらのPDBスナップショットは、Exascaleリダイレクト・オンライト・テクノロジを利用して、迅速に作成し、初期作成時にストレージ領域をほとんど消費せず、実質的に無制限で作成できます。このエキサイティングな機能は、開発およびテスト環境にとって重要な機能強化であり、運用の俊敏性と開発者の生産性を向上させます。

目的

前提条件

タスク1: プラガブル・データベース(PDB)スナップショットの作成

  1. コンテナ・データベースのメイン・ページで、「プラガブル・データベース」タブに移動して、スナップショットを作成するPDBを検索します。

    PDBへのOCIコンソール・ナビゲーションを示す図

  2. スナップショットを作成するPDBを選択します。

    PDBの選択を示す図

  3. PDBのメイン・ページの「Exascale PDBスナップショット」タブで、「Exascale PDBスナップショットの作成」をクリックします。

    Exascale PDBスナップショットの作成を示すイメージ

  4. スナップショットの名前を入力して、「作成」をクリックします。

    Exascale PDBスナップショット名の挿入を示すイメージ

  5. スナップショットが作成されると、親PDBページの「Exascale PDBスナップショット」タブの下に項目化されて表示されます。

    作成されたexascale pdbスナップショットへの移動を示すイメージ

    ノート: スナップショットが作成されると、将来クローニングできるデータ状態のポイント・イン・タイム・ビューとして機能します。スナップショットは、Exascaleリダイレクト・オンライト・テクノロジを活用し、初期作成時にストレージをほとんど消費しません。親PDBのデータが変化し続けるにつれ、スナップショットはデータの変化を追跡するためにサイズが大きくなり、スナップショットは前の時点を正確に保持できます。スナップショット自体は直接使用できず、作成時点からのデータの状態を維持するだけです。スナップショットを使用するには、そのスナップショットをクローニングする必要があります。

タスク2: PDBスナップショットのシン・クローン

スナップショットを作成したので、これを使用してシン・クローンをプロビジョニングできます。変更されていないブロックは複製されずにスナップショットとシン・クローンの間で共有されるため、シン・クローンは領域効率に優れています。スナップショットからクローンを作成するユーザー・エクスペリエンスは、開始点以外に、PDBを直接クローニングする使い慣れたユーザー・エクスペリエンスと平行しています。スナップショットから発生したPDBクローンは、他のPDBと同様に動作し、通常どおりに使用できます。

  1. 前に作成したスナップショットから、3ドットのアイコン「アクション」メニューをクリックし、「スナップショットからクローニング」を選択します。

    スナップショットからクローニングするイメージ

  2. 「スナップショットからクローニング」ページで、新しいPDBを作成するために必要なすべてのフィールドに入力し、「クローニング」をクリックします。

    スナップショットからクローニングするイメージ

  3. プロビジョニングされると、新しいクローンが、対応するコンテナ・データベース(CDB)に関連付けられた他のすべてのPDBとともに表示されます。

    新しいクローンを含むPDBのリストを示す図

    クローンは、使用する開発者またはテスト・チームに付与できます。スナップショットは、同じデータ状態を複数の個人またはチームに個別に使用するために複数回クローニングできます。

確認

著者: Leo Alvarado、Bryce Cracco、Tammy Bednar (製品管理)

その他の学習リソース

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