サンプル・アプリケーションの準備

Oracle Identity Cloud ServiceコンソールからSDK for iOSアプリケーションをダウンロードした後、iOS開発環境を設定できます。

サンプル・モバイル・アプリケーションでのSDK for iOSアプリケーションのロード

「ダウンロード」ページには、Oracle Identity Cloud Serviceコンソールからアクセスできます。このページでは、SDK for iOSアプリケーションをダウンロードできます。

  1. Oracle Identity Cloud Serviceコンソールで、ナビゲーション・ドロワーを開き、「設定」「ダウンロード」の順に選択します。ダウンロードするファイルのリストが表示されます。
  2. SDK for iOSアプリケーション「ダウンロード」をクリックし、zipファイルをローカル・コンピュータに保存します。
  3. SDK for iOS Applications zipファイルを開き、一時フォルダに抽出します。

    SDK for iOS Applicationsのzipファイルには、SDKのフレームワーク・バージョン(oamms_sdk_for_ios_headless.zip)とライブラリ・バージョン(oamms_sdk_for_ios_headless_library.zip)が含まれています。サンプル・アプリケーションではフレームワーク・バージョンが使用されます。かわりに、iOSアプリケーションでライブラリ・バージョンを使用することを選択できます。正しくロードしてください。

  4. 一時フォルダで、oamms_sdk_for_ios_headless.zipファイルを開き、IDMMobileSDKv2.frameworkフォルダを見つけます。
  5. IDMMobileSDKv2.frameworkフォルダを、サンプル・アプリケーション・フォルダの下のIDCSSample/フォルダにコピーします。

    サンプルiOSアプリケーションのソース・コード構造は、次のものと似ている必要があります。SDK zipファイルの名前とフレームワークおよびライブラリのzipファイルは異なる場合があります。

    [SAMPLE_APP_FOLDER]/
    	__MACOSX/
    	IDCSSample/
    		IDCSSample/
    		IDCSSample.xcodeproj
    		IDCSSampleTests/
    		IDCSSampleUITests/
    		IDMMobileSDKv2.framework/
    		.DS_Store

サンプル・アプリケーションを使用した開発環境の設定

Xcode 9.2以降がインストールされているMacOSベースの操作システムが必要です。サンプル・アプリケーションは、Oracle Identity Cloud Service SDK for iOSアプリケーション以外の外部ライブラリに依存しません。

Xcodeを使用して、サンプル・アプリケーション・プロジェクトを編集および実行します。

  1. XcodeをApp StoreまたはApple Developer Webサイトからダウンロードしてインストールします。
  2. /ApplicationsディレクトリからXcodeを起動します。