Oracle Identity Cloud Serviceの設定
ソリューションのこのセクションでは、次の内容について学習します。
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Java SDKを使用する前に知っておく必要がある前提条件
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Java SDKをダウンロードし、Oracle Identity Cloud ServiceのSDKに含まれるサンプル・アプリケーションを登録できるように、管理者ロールをOracle Identity Cloud Serviceユーザー・アカウントに割り当てる方法
開始する前に
Java SDKを使用して、認証のためにJava WebアプリケーションをOracle Identity Cloud Serviceと統合します。このSDKの使用方法を理解するために、このソリューションにはサンプルWebアプリケーションが含まれています。
Java SDKの使用を開始する前に:
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SDKを使用したアプリケーションの認証について学習ソリューションを完了します。
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Javaプログラミング言語の基本知識を取得して、このソリューションで提示されるコード・ロジックを理解します。
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Java SDK 8をインストールします。
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Netbeans IDE 8.2 (AllまたはJava EEバンドル)およびMavenプラグインをインストールします。
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java_sdk_sample_app.zipファイルをダウンロードし、コンピュータの
c:\temp
フォルダに抽出します。 -
Oracle Identity Cloud Serviceのインスタンスへのアクセス権を取得します。
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インターネット接続を使用して、サンプルJava Webアプリケーションを構築します。
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インターネット接続の妨げになっているプロキシ設定はありません。
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VPNから切断されていることを確認してください。
ユーザー・アカウントへの管理者ロールの割り当て
Oracle Identity Cloud Serviceのインスタンスにアクセスできますが、Identity Cloud Serviceコンソールを使用してJava SDKをダウンロードし、サンプルJavaアプリケーションをOracle Identity Cloud Serviceに登録する権限が必要です。
Oracle Identity Cloud Serviceへのアクセスに使用しているアカウントに管理権限を付与する必要があります。セキュリティ管理者およびアプリケーション管理者ロールをユーザー・アカウントに割り当てます。
ユーザー・アカウントに管理者ロールを割り当てるには:
- ユーザー・アカウントの資格証明を使用してOracle Identity Cloud Serviceコンソールにサインインします。
- コンソールで、ナビゲーション・ドロワーを開き、「セキュリティ」、「管理者」をクリックします。
- セキュリティ管理者ロールのノードを展開します。
- 「追加」をクリックし、ユーザー・アカウントのチェック・ボックスを選択して、「OK」をクリックします。
- ステップ3と4を繰り返して、アプリケーション管理者ロールをユーザー・アカウントに割り当てます。