設定Oracle Identity Cloud Service

ソリューションのこの項では、次のことについて学習します。

Node.js SDKを使用する前に前提条件があるか、または知っておく必要があります
Node.js SDKをダウンロードして、Oracle Identity Cloud Serviceに含まれるサンプル・アプリケーションを登録できるように、Oracle Identity Cloud Serviceで管理者ロールをOracle Identity Cloud Serviceユーザー・アカウントに割り当てる方法

始める前に

Node.js SDKを使用して、Node.jsのWebアプリケーションをOracle Identity Cloud Serviceと統合し、認証します。このSDKの使用方法を理解するために、このソリューションにはサンプルWebアプリケーションが含まれています。

Node.js SDKの使用を開始する前に、次のことを行います。

SDKsを使用したアプリケーション・ソリューションの認証の詳細を入力します。
Node.jsフレームワークとJavaScriptプログラミング言語の両方について基本的な知識を得て、このソリューションで提供されるコード・ロジックを理解します。
使用しているコンピュータに現在のNode.jsバイナリをインストールします。
nodejs_sdk_sample_app.zipファイルをダウンロードし、c:\tempフォルダに抽出します。
Oracle Identity Cloud Serviceのインスタンスへのアクセス権を取得します。
Oracle Identity Cloud Serviceインスタンスのアイデンティティ・ドメイン管理者ロールにアクセス権が付与されていることを確認してください。
サンプルNode.js Webアプリケーションを構築するためのインターネット接続を持っています。
インターネット接続を阻止するプロキシ設定がありません。
VPNから切断していることを確認してください

ユーザー・アカウントへの管理者ロールの割当て

Oracle Identity Cloud Serviceのインスタンスにアクセスできますが、Identity Cloud Serviceコンソールを使用してNode.js SDKをダウンロードし、Node.jsのサンプル・アプリケーションをOracle Identity Cloud Serviceで登録する権限が必要です。

Oracle Identity Cloud Serviceにアクセスするために使用するアカウントに管理職責を付与する必要があります。セキュリティ管理者およびアプリケーション管理者ロールをユーザー・アカウントに割り当てます。

ユーザー・アカウントに管理者ロールを割り当てるには、次の手順を実行します。

ユーザー・アカウントの資格証明を使用してOracle Identity Cloud Serviceにサインインします。
Identity Cloud Serviceコンソールで、ナビゲーション・ドロワーを展開し、「セキュリティ」、「管理者」の順にクリックします。
セキュリティ管理者ロールのノードを展開します。
「追加」をクリックし、ユーザー・アカウントのチェック・ボックスを選択して「OK」をクリックします。
ステップ3および4を繰り返して、アプリケーション管理者ロールをユーザー・アカウントに割り当てます。