Oracle Visual Builderのステージングと公開

Oracle Visual Builderのホーム・ページから、ビジュアル・アプリケーションをステージングおよび公開できます。

モバイル・アプリケーションを含むビジュアル・アプリケーションをステージングする場合は、モバイル・アプリケーションのビルド・プロファイルを少なくとも1つ作成する必要があります。そうしないと、ビジュアル・アプリケーションをステージングしようとして失敗します。

モバイル・アプリケーションをビジュアル・アプリケーションで構築して、デバイスにモバイル・アプリケーションをインストールするインストール・ファイルを作成すると、Oracle Visual Builderによって、開発中のビジュアル・アプリケーションがステージングにデプロイされます。モバイル・アプリケーションをビルドするには、モバイル・アプリケーションに署名し、プラットフォーム固有のインストール・ファイルまたはQRコードを生成する1つ以上のビルド・プロファイルを作成します。

ビジュアル・アプリケーションのステージング

アプリケーションの未公開バージョンは、ホーム・ページまたはメイン・メニューからいつでもステージングできます。

アプリケーションをステージングすると、各更新をテストして、期待どおりに動作することや、問題が発生したことを確認できます。たとえば、新機能を追加したり、データ・モデルを変更したりしたときなどです。ステージングされたアプリケーションのURIを、フィードバックのテストと提供に役立つチーム・メンバーに配布できます。

アプリケーションをステージングするには:

  1. ホーム・ページで、アプリケーションの「アプリケーション・オプション」メニューを開き、「ステージ」をクリックします。
  2. アプリケーションのステージング」ダイアログ・ボックスで、データベース・オプションを選択し、「ステージ」をクリックします。

    アプリケーションを初めてステージングする際は、ステージング済アプリケーションのクリーン・データベースで開始するか、または開発データベースからステージング・データベースにデータをコピーする必要があります。

    初期ステージングの後、アプリケーションをステージングするたびに、ステージング・データベース内のデータを管理する方法を指定する必要があります。データを保持し、開発データベースのデータでデータを置換する、またはデータベース内のすべてのデータを削除して、クリーン・データベースで開始することができます。

ホームページで、アプリケーションの各バージョンのステータスを表示できます。公開する準備ができるまで、バージョンの更新およびステージングを続行できます。「ステータス」列で「ステージ」をクリックし、リンクをクリックしてステージングされたアプリケーションをブラウザで開きます。

実行中のアプリケーションのURLをメモします。このURLをチーム・メンバーと共有できます。

ビジュアル・アプリケーションの公開

アプリケーションのステージング済バージョンは、ホーム・ページまたはメイン・メニューから公開できます。

ステージングされたバージョンのアプリケーションを公開すると、そのアプリケーションはライブ・バージョンになります。以前のバージョンのアプリケーションを更新している場合、以前のライブ・バージョンがアーカイブおよびロックされます。アプリケーションのURIは変更されません。一度に保持できるアプリケーションは1つのバージョンのみですが、複数のバージョンのアプリケーションを同時にステージングできます。

アプリケーションを公開するには:

  1. ホーム・ページで、アプリケーションの「オプション」メニューを開き、「公開」を選択します。
  2. 「アプリケーションのパブリッシュ」ダイアログ・ボックスで「パブリッシュ」をクリックして、アプリケーションのステージング済バージョンをライブ・サーバーに移動します。

    アプリケーションを初めて公開するとき、ステージング・データベースからライブ・データベースにデータをコピーするか、クリーン・データベースを使用するかを選択できます。アプリケーションを新しいバージョンに更新すると、稼働中のデータベース内のデータをどのように管理するかを決定するよう求められます。

公開されたアプリケーションをブラウザで実行するには、「ステータス」列で「ライブ」をクリックし、リンクを選択します。実行中のアプリケーションのURLは、パブリック・ユーザーと共有できます。

公開したアプリケーションのバージョンは、読取り専用になり、変更できなくなります。アプリケーションに変更を加えるには、新規バージョンを作成する必要があります。