この図は、コンパートメント、管理グループおよびテナンシ(ルート・コンパートメント)内の次のリソースを含むOracle Cloud Infrastructureテナンシを示しています: 予算、ポリシー、IAMイベント、クラウド・ガード、予算イベント、通知およびトピック。予算イベント、通知およびトピックは、点線付きのボックスに表示されます。管理グループには、コスト管理者、ストレージ管理者、クレジット管理者、監査者、IAM管理者、ネットワーク管理者、セキュリティ管理者、アプリケーション管理者、データベース管理者およびExadata管理者があります。

囲んでいるコンパートメントはテナンシ(ルート・コンパートメント)内にあり、ポリシーとセキュリティ・ゾーンが含まれます。次のコンパートメントは、囲むコンパートメント内にあります: ネットワーク、セキュリティ、アプリケーション、データベースおよびExadata。このテンプレートは、ネットワーク、セキュリティ、アプリケーション、データベースおよびExadataコンパートメント内のアラーム、イベント、通知、トピックおよびサブスクライバ・リソースをプロビジョニングします。

ネットワーク・コンパートメントには、VCNとExadata VCNという2つのVirtual Cloud Networks (VCN)があります。デフォルトでは、テンプレートは1つのリージョナル・パブリック・サブネットと2つのリージョナル・プライベート・サブネットを持つ標準の3層VCNをデプロイします。VCNには、Webサブネット、アプリケーション・サブネットおよびデータベース・サブネットがあります。Exadata VCNには、クライアント・サブネットとバックアップ・サブネットの2つのリージョナル・プライベート・サブネットがあります。アラーム、イベント、通知、トピックおよびサブスクライバ・リソースもあります。

セキュリティ・コンパートメントには、Vaultおよびキー、脆弱性スキャン、ロギング、サービス・コネクタ・ハブ、要塞、オブジェクト・ストレージ・バケット、アラーム、イベント、通知、サブスクライバおよびトピック・リソースがプロビジョニングされます。

アプリケーション・コンパートメントには、オブジェクト・ストレージ・バケット、アラーム、イベント、通知、サブスクライバおよびトピック・リソースがプロビジョニングされます。アプリケーション・コンパートメントには、テンプレートによってプロビジョニングされたリソースに加えて、必要になる可能性のある他のアプリケーション関連リソースを含めることができます。たとえば、テンプレートでは、Functions、Container Engine for Kubernetesクラスタ、Computeインスタンス、Block Storage、StreamingおよびFile Storageのリソースはプロビジョニングされません。

データベース・コンパートメントは、プロビジョニングするデータベース・リソース用です。オブジェクト・ストレージ・バケット、アラーム、イベント、通知、サブスクライバおよびトピック・リソースを使用してプロビジョニングされます。テンプレートでは、Oracle Autonomous Transaction Processing (ATP)、Oracle Autonomous Data Warehouse、VM Database、Exadata Cloud Serviceなどのデータベースはプロビジョニングされません。

Exadataコンパートメントは、インフラストラクチャ、VMクラスタ、データベース・システムなどのExadataリソース用です。オブジェクト・ストレージ・バケット、アラーム、イベント、通知、サブスクライバおよびトピック・リソースを使用してプロビジョニングされます。テンプレートはExadataシステムをプロビジョニングしません。または、これらのリソースをデータベース・コンパートメントにデプロイし、データベース管理者が管理できます。

上部の矢印は、次のように、コンパートメント全体のリソースを介して管理グループに付与された全体的な管理権限を示します。