データのアップロード
Oracle Cloud Infrastructureテナントにストレージ・バケットを作成します。
統合のためのオブジェクト記憶域の準備
Oracle Cloud Infrastructure Object Storageにデータ・オブジェクトを格納するコンテナまたはバケットを作成する必要があります。
- Oracle Cloud Infrastructure Object Storageコンソールに移動します。
- 「記憶域」をクリックし、「オブジェクト記憶域」をクリックします。
- 「バケットの作成」をクリックします。
- このバケットには、sales - db-bucketなどのデータを識別する名前を付けます。
- ストレージ層として「Standard」をクリックします。
- Oracle Cloud Infrastructureで暗号化鍵を管理する場合は、「Oracle管理キーを使用した暗号化」をクリックして暗号化します。独自のキーを利用する場合は、「顧客管理キーを使用した暗号化.」をクリックします。
- 「バケットの作成」をクリックします。
ストレージへのデータファイルのアップロード
ローカル・システムから以前に作成したオブジェクト・ストレージ・バケットにデータ・ファイルをアップロードします。
管理コンソールを使用して、2 GB以下のファイルをアップロードできます。
大きなファイルをデータ・ストレージにアップロード
コマンドライン・インタフェース(CLI)を使用して、ローカル・システムからオブジェクト・ストレージ・バケットに2 GBを超えるデータファイルをアップロードします。
コマンドライン・インタフェースを使用する際は、選択した部品の部品サイズを指定し、Oracle Cloud Infrastructure Object Storageではオブジェクトを部品に分割し、すべての部品のアップロードを自動的に実行します。同時にアップロードできる部品の最大数を設定できます。デフォルトでは、CLIは、パラレルにアップロードできる部品の数を3に制限します。CLIを使用している場合、アップロードの完了時にコミットを実行する必要はありません。
コマンド・プロンプトを開き、次のようなコマンドを入力します。
oci os object put -ns <object_storage_namespace> -bn <bucket_name> --file <file_path> --name <object_name> --part-size <upload_part_size_in_MiB> --parallel-upload-count <maximum_number_parallel_uploads>
パラメータおよびフラグ値を設定します。
- <object_storage_namespace>:リクエストに使用する最上位のネームスペース。指定しない場合、このパラメータは
oci os ns get
のコールを使用して内部的に取得されます。 - <bucket_name>:ストレージ・バケットの名前。
- <file_path>:ファイル名を含む完全なファイル・パス。
- <object_name>:オブジェクトの名前。デフォルト値は、パスを除くファイル名です。
- <upload_part_size_in_MiB>:単位(MiB)内の各マルチパートのサイズ。
- <maximum_number_parallel_uploads>:並列アップロードできる部品の最大数。デフォルトは3です。